タグの発火条件設定を知ろう!タグマネージャーでの設定とは~習得のための3つのポイント~
Yahoo!タグマネージャー(YTM)やGoogleタグマネージャ(GTM)のようなタグマネジメントツールには、タグの発火タイミングを制御する便利な機能が備わっています。サイトURLやページソース内の要素について理解すれば、様々な場面におけるタグ発火条件を指定して広告運用に活用することができます。タグの発火がうまく行かない人も、後述いたします3つのポイントを正しく理解し、設定していただければタグマネージャーでのタグ発火もスムーズに行くことかと思います。
皆さんこんにちは。
GMO NIKKO運用コンサルタントの横溝です。
アドネットワーク商材を中心とした広告配信や、
アドテクノロジー周りのツールを担当しています。
また、運用型広告のオペレーション全般を担う
宮崎オフィスに単身赴任で着任して4ヶ月目に突入致しました。
昨今タグ領域を賑わせている、Yahoo!タグマネージャー(YTM)やGoogleタグマネージャ(GTM)といった
タグマネジメントツールを用いた「タグの発火条件設定」
についてお話したいと思います。
「タグマネジメントツールは専門用語が多くてとっつきにくそう」
「そもそも何ができるのかもよくわからないから、最低限の設定ができればいい」
「タグの条件設定、JavaSscriptなどが関係してくると聞いただけで、尻込みしてしまう」
こちらに挙げた意見は、
タグマネジメントツールにおいて弊社社内でよく耳にするものです。
特に最後の「タグの発火条件設定」は、
タグマネジメントにおける非常に便利な機能でありながら
設定方法がわからないがために導入に至っていないケースも見受けられます。
そこで今回は、この「タグの発火条件設定」について、説明してみたいと思います。
タグの発火条件設定を理解しよう!
そもそもタグマネジメントツールで
「タグの発火条件設定」を設定すると、
何ができるようになるのでしょうか。
具体例を用いて説明してみたいと思います。
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【前提】
URLは同じだが、コンテンツの中身が異なる3つのページがある。
3つのページは、それぞれページタイトルの中に
①「北海道旅行」という文字がある
②「東北旅行」という文字がある
③「九州旅行」という文字がある
という特徴がある。
【タグの発火条件で設定したい内容】
URLが「http://www.gmonikko.travel.jp(URLは架空のものです)」かつ、
タイトルに「東北」という文字があるページにユーザーが来訪した場合のみ、
媒体Aのリターゲティングタグを発火させたい。
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【タグの発火条件が設定されていない場合(URL指定のみ)】

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ライター:横溝 由乃
津田塾大学 学芸学部 国際関係学科卒業。GMO NIKKO株式会社所属。
新卒で2012年入社以降、SEMを経てアドネットワーク・アドテクノロジー畑に飛び込む。
ディスプレイ広告運用コンサルタントとして邁進中。
2014年6月GMO NIKKO宮崎オフィスへ。地鶏が美味しい。