企業やブランドはマイクロビデオをどう活用すべきか

マイクロビデオのアプリアイコン画像

「ソーシャルメディア活用」は今や多くの企業がマーケティングコミュニケーション活動に取り入れています。
今年の広告主企業の注目は「オウンドメディア」「コンテンツ」

宣伝会議2014年2月号に掲載された『企業のデジタルマーケティングに関する実態調査』の結果によると、2014年に広告主企業が注目するマーケティング施策・手法のTOP3は「オウンドメディアマーケティング」「コンテンツマーケティング」「スマートフォン向けサイトの最適化」でした。

こうした結果の背景には、スマホの普及とモバイルによるネットアクセスの増加に加え、ソーシャルメディアの企業利用の定着化があると考えられます。消費者とのコミュニケーションにおいて、それまでオプション的な位置付けだったソーシャルメディアの効果が、より重要な位置づけとなり、その効果は広く認められつつあります。

また、ソーシャルメディア等で消費者との直接的な接点を拡大させ、オーガニックに口コミや共有を促進し顧客を誘引するには、必然的にそのタネとなる魅力的なコンテンツが必要です。そのため、企業にもコンテンツの企画編集者としての視点や発想力が求められ、またそうした力の差がマーケティング力の優劣を左右するかもしれないという流れの中で注目が集まっているとも考えられます。

短時間で消費できる「マイクロコンテンツ」が人気に
急成長の「マイクロビデオ」サービス

ユーザーの関心を集め、共感を得られるコンテンツとはどんなものか。そのカギとなると言われているのが「マイクロコンテンツ」です。マイクロコンテンツとは、短時間で楽しめて、モバイル端末でも利用できる小容量なコンテンツのことで、特に音声や動画などのリッチコンテンツがユーザーの関心を集めるだろうと考えられています。

その中でも、とりわけビデオコンテンツの増加が予想されます。Cisco Visual Networking Index(VNI)によると、2017年には、世界全体における消費者のインターネットトラフィックの69%をビデオコンテンツが占めると予測しています。

動画といえば、国内ではYouTubeやニコニコ動画、ツイキャスなどの人気が定着していますが、昨年よりスマートフォンを利用した「マイクロビデオ」サービスが登場し、さらに盛り上がりを見せています。マイクロビデオとは、6秒や15秒といったごく短い時間の動画のことす。

2013年1月に登場したVineは、わずか8カ月で4,000万人以上の利用者を獲得しました。昨年11月には日本語に対応し日本のユーザーも急速に増加しています。また現在、多くの人がYouTubeなどで、複数のVineのマイクロビデオをつなぎ合わせたコンピレーションを楽しんでいる中、今年1月には投稿ビデオをフルスクリーンで連続視聴できるTV Modeを搭載したWeb版も開始しました。

Vine誕生1周年特設ページA Year on Vine
Vine1周年特設サイトの画面

昨年6月には、Instagramも15秒の動画投稿機能を追加しました。また、昨年9月にLineも10秒の動画を送信する「Line Snap Movie」機能を追加しています。

Introducing video on Instagram

Line Snap Movie – Sampleビデオ

事例に見る企業の多様なマイクロビデオ活用法

こうしたマイクロビデオは、一般ユーザーが楽しむだけのものでなく、広告主企業にとっても新しい表現媒体になりつつあります。テレビCMの制作などに比べ比較的低予算で量産でき、またトピックに絡めてリアルタイム投稿したり、ハッシュタグを上手に活用してターゲットに視覚的なアピールができるなどのメリットがあります。

そうしたことから、昨年より国内外の企業がマーケティングツールとしてマイクロビデオを活用を始めています。それらの利用目的は多岐にわたっており、今後はさらに多くの企業が活用するようになるでしょう。そこで、企業の活用事例をいくつかご紹介します。

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ライター:アド論 編集部


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