アドテック九州(Ad:tech kyushu) ディスプレイ広告におけるダイレクトレスポンスとCPOの関係とは?
AのLPでは最初に商品訴求をしながら、トライアルへ訴求し、最後に定期の訴求をしました。
BのLPでは最初から定期の訴求をしました。
Bの方がしっかり定期商品の訴求をしている。
LPの構成をみなすとMR(メディアレーション:売上額を媒体費用で割った指数)が違ってくる。
※LP上の青の枠がトライアルへの同線、赤の枠が定期への導線
まとめです。
★最後に各スピーカーのディスプレイ広告の考え方
竹盛さん:
効率効果だとSEM、アフィリエイトになってしまう。
数は必要なときは枠ものも必要になってくる。
本田さん:
DSPでは(AT/BT ※)をしている。
佐々さん:
新規来訪→新規顧客化にディスプレーは有効
数をとってドライブするにはディスプレーが必要
本田さん:
バナーが検索を後押ししている。
佐々さん:
DSPがCRM的要素がある。
昨今メールも届かない、DMもひらかない。DSPに変わるかも
※
AT:audience targeting(オーディエンスターゲティングの略語)
BT:behavioral targeting(行動ターゲティングの略語)
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このカンファレンスで一番思ったのは、ダイレクトレスポンスは常にテストしながら
最善の施策を見つけ行かなければならない。
しかしテストで転ぶ事も出来ないので、仮説を立て、ダイレクトレスポンスの各指標を
向上させていかなければならない。
ダイレクトレスポンスの広告市場においてインフォマーシャルとWEB広告の出稿費は
10:1ぐらいだが、今後WEB広告がまだまだ市場拡大する中、代理店は最適化されたノウハウの
提供が必要になってくる。
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▼アドテック九州(Ad:tech kyushu) 記事一覧
・オープニングキーノート「会話」から「コンバージョン」まで
・ダイレクトマーケティング最前線2013
・ディスプレイ広告におけるダイレクトレスポンスとCPOの関係とは?
・通販ビジネス実践解説:成功するECサイトモデルとは?(ケーススタディ)
・ダイレクトマーケティングの売上を最大化するオムニチャネル時代の広告貢献度可視化とは。
・ホリエモン TVのWeb化

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ライター:下條 泰朗
2001年 法政大学 経済学部卒業
2004年 株式会社日広(現 GMO NIKKO株式会社)入社
GMO NIKKO株式会社でコミュンケーションプランナーとして従事。
ユーザーとのコミュニケーションのあり方が複雑に変化する中で、マーケティング課題を最短で解決するアイディアを提供する。
★受賞暦
第2回 ワンクリックアワード 中島伸也賞受賞
第6回 東京インタラクティブアドアワード インテグレイテッドキャンペーン部門 銅賞
2008年クリエイター・オブ・ザ・イヤー 最終ノミネート