改めて整理!検索広告で指名KWを掲載すべき最大の理由

2020/3/19

結果は想定通り、掲載順位にCVRの変化はなく、掲載位置に関わらず獲得が穫れることが分かります。
また、クリック数は掲載2位以下は大きく低下していますが、こちらはオーガニックに流れていると考えられます。
この結果から考えると、広告より下に表示されるオーガニックでも同様に獲得が穫れるため、検索広告の配信は必要ないように感じます。

掲載順位検証による掲載位置による効果の変化確認②

先程の検証結果から、この期間はGoogleの検索広告の流入が低下した分、オーガニックの流入は増えていると考えられます。
検証期間中のGoogleとYahoo!を検索広告とオーガニックの流入を比較してみると、以下のようになりました。

想定と違い、検証を行っていたGoogle検索広告の流入の低下に伴い、オーガニックの流入も低下しています。同期間のYahoo!の指名キーワードは検索広告・オーガニックともに増えているため、市場的には検索ボリュームは増えている状況で、何故低下してしまったのでしょう。

 
実際の掲載状況を確認すると、指名キーワードの検索広告の掲載1位は競合の掲載広告になっていました。
冒頭の指名キーワードを出す理由の「競合や同名のサービスなど他社の広告掲載による機会損失防止」が、掲載順位2位以下ではできず、ユーザーが他社に流出してしまったと考えられます。

まとめ

今回の結果のように、指名キーワードの検索広告の1位掲載をやめると、検索広告だけでなく、オーガニックの流入も低下してしまうこともあります。
効率化なのか獲得なのかなど方針によってやるべきことは変わると思いますが、競合流出が長い目で見ると損であることは間違いありません。
指名キーワードの検索広告の配信を悩んだ際は、実際に検索したり、キーワードプランナーなどを用いて競合の出稿がないかの確認が必要です。
また、冒頭の指名キーワードを出すべき理由にもあるように、専有面積増加、ユーザーと正しくコミュニケーションがとれるというメリットもあるため、競合が掲載していなくとも出す価値は十分あります。
そのため、「指名キーワードの検索広告をそもそもやるべきか」の回答は「やるべき」と言えます。
「まだ指名キーワードの検索広告は実施していない」、「停止を検討している」という方は、上記を一度、加味し再検討をすることをオススメします。

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ライター:吉田 一貴


立命館大学 情報理工学部卒業。2015年に新卒として入社。
リスティング広告を始めとする運用型広告の、コンサルタントとして従事。

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