反省するためのKPIなんていらない ~ 今さらだけど理想のKPIについて考えてみた ~

2020/1/16

では理想のKPIとは何か?
私は、最低でも以下の3点を満たしている必要があると考えています。
 
①目標達成までのストーリーが明確であり、そのストーリーの進行に大きく貢献するキーポイントをモニタリングする指標としてKPIが設定できている。
(一般的にひとつのKGIに対して複数のKPIがツリー上に設定されることが多いですが、うまく設定されているKPIはそれらを順番に並べるだけでプロジェクトのメンバーに目標達成までのストーリーをイメージさせる共通言語となります)
 
②KPIとそれに寄与するアクションがリンクしていて、振り返りと改善のサイクルが手遅れにならないレベルのスピード感で確立されていること。
(ここがしっかりとできていれば、少なくとも「反省するためだけのKPI」にはならないはずです)
 
③どのアクションをとればどれだけKPIに反映するのか、またどのKPIをどれだけ動かせばどれだけKGIに寄与するのか、の予測とKPIの重み付けができていること。
(実はこの部分、個人的には最も大切なことだと考えています。これができていないばかりにせっかく良いKPIを設定してもそれが形骸化してしまい最適な改善アクションを選択できなくなってしまいます)

最後に

あたりまえの言葉になり過ぎている今だからこそ改めてKPIについて考えてみた今回のコラム、いかがだったでしょうか。
また、今回のKPIのお話は本メディアの特性上ネットマーケティング寄りのお話になっていることはご了承ください。
 
次回は前項の③であげた「予測と重み付け」についてもう少し掘り下げてみたいと思います。

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ライター:神津 洋幸


ストラテジックプランナー、リサーチャー。 Webプロモーションの戦略立案、Web広告効果の分析・オプティマイズ、各種リサーチなどを担当。前職はマーケティングリサーチ会社にて主に広告効果の調査・分析・研究業務に従事。2004年より現職。

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