弊社の直帰率低すぎ・・・!? 「直帰率」から明らかになる、世にも恐ろしいGoogleアナリティクスの計測不備

2019/12/20

Google社が提供するアクセス解析ツールGoogleアナリティクス。
 

自社のWebサイトにJavaScriptタグを設置するだけで、サイトに訪問したユーザーの属性やサイト内での行動を無料で計測してくれる…
このありがたいツールを導入している企業様は多くいらっしゃるかと思います。
 

私が所属している分析チームでは、そんなGoogleアナリティクスの計測データを元にアクセス解析を行っておりますが、それは大前提として、データが正しく計測されていて初めてできることです。
 

しかしながら、目に見える形でエラー等が発生しないために、実は意外と気が付きにくい計測不備も多くあります。
 

そこで、本日は「直帰率」による計測不備チェック方法をご紹介します。
3分ほどで簡単にご確認いただけるかと思いますので、カップ麺を作る合間にチェックしてみてください。
 

ちなみに、貴社サイトの直帰率ってどのくらいでしょうか?ほほう、一桁ですか…?
それはそれは、大変素晴らしいサイト…と申し上げたいところですが、カップ麺を食べている場合ではない深刻な事態に陥っている可能性が高いので、今すぐこの記事を読んでいただけたらと思います。

そもそも直帰率とは?

「直帰率」とは、計測期間中のサイト訪問数のうち、サイトに訪問したユーザーが1ページ閲覧しただけでサイトを離脱してしまった(=直帰してしまった)訪問数が占める割合のことを言います。
※特別な設定によってクリック等のユーザーアクションを計測している場合は例外あり。
 

例えば、ある期間に、サイト訪問が合計100回あり、そのうち80回が直帰されていた場合、そのサイトの直帰率は80%ということになります。
 

通常は、ランディングページ(サイト訪問時、1ページ目に閲覧したページ)を評価する指標であり、直帰率が高すぎる場合には、該当ページに何らかの課題があると判断し、問題の原因を特定していきます。

低すぎる直帰率は計測不備の可能性あり

一方、直帰率が低すぎる場合は、実は計測不備が起きている可能性があります。
 

本来、直帰率が低ければ、「サイト訪問後、すぐに帰らずサイトを回遊してくれているユーザーが多い」ということになるので、とても喜ばしいことなのですが、極端に低すぎる直帰率は、調べてみると正しく計測できていなかったというケースが多いです。
 

もちろん、サイトの目的や構造によっては、直帰率が低い傾向のサイトもあるかと思います。
しかしながら、直帰率が20%以下、特に一桁であるような場合は、計測不備の可能性はないか調べていただくと良いかもしれません。

Googleアナリティクスで自社サイトの直帰率を確認する方法

早速ですが、貴社のGoogleアナリティクスアカウントにログインし、行動 > サイトコンテンツ > ランディングページレポートを開いてみてください。
 

表の中に、「直帰率」という項目があるかと思います。
その見出し部分の数値が、サイト全体の直帰率を示しています。

主な原因は「Googleアナリティクスタグの重複貼り」

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ライター:藏坪 幸


慶応義塾大学 総合政策学部卒業。
オンラインゲーム運営会社を経て、2017年に入社。
ウェブ解析士。
adjustやAppsFlyerなどのアプリ計測ツールの計測サポートやGoogle Analyticsを用いたアクセス解析に従事する。

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