GAのデータ分析からサイト改修を行い成果へ繋がった事例(その2)

2019/10/25

ここまでの情報を元に、「無料体験のCVが少ない要因はトップページにあり、UIを改善することで遷移数とCVが増加する可能性が高いのではないか」という仮説が立ちました。

 

2-3. ページ遷移詳細(ボタンクリック)
図4

※CV=そのボタンを経由してCVしたユーザー
続けてページの各ボタンのクリック数、そのボタンを経由したCVについて確認します。図4から、説明会の申込フォームへ遷移する②や④のボタンクリック数は多いが、CVに繋がっていないことが分かります。(※ボタンクリック数はGoogleアナリティクス上でデフォルトの計測ではなく、イベントトラッキングの設定が別途必要)

 

つまり、申込フォームへのボタン導線が多いことで、ユーザーをページ内で迷わせている可能性が高く、UIに問題があるかもしれないという仮説が立証されました。
以上、簡単ではありますが、サイト内の分析が完了しました。これらの分析を元に行ったサイト改修が以下となります。

サイト改修内容

概要:トップぺージに存在するボタン導線の削減
詳細:今まで合計4個存在していた申込フォームへのボタン導線を2個に減らし、ユーザーが迷わずに申込フォームに遷移出来るようなUIに変更。分かりやすく次のページへの遷移を促すことで、申込フォームの遷移数とCV増加を目指す。

改修後の検証結果

図5

※訪問数=トップページのセッション数
※CVR=CV/訪問数
図5でまとめた通り、改修前後で訪問数が減っているにもかかわらず、申込フォームへの遷移数、遷移率が上昇しました。また、CV、CVRも上昇していることから、ユーザーの質を担保しつつ、CV増加に寄与した改修だったのではないでしょうか。

最後に


今回の分析はGoogleアナリティクスのデータを元に現状把握からCV関連ページのデータを深掘りすることでページの課題点を浮き彫りにし、適切な改修を行うことでCVの向上に繋がった事例でした。

 

特に、申込フォームへの遷移と申込完了への遷移は、ユーザーの離脱ポイントとなる可能性が高く、一度詳細なデータを見てみることをオススメします。また、各ボタンのクリック計測も実施することで分析に深みが増すので、現状計測を行っていない場合は設定をしてみてはいかがでしょうか。

 

弊社ではクライアント様から「Googleアナリティクスを導入しているが、サイト改修に活かせていない」・「具体的にGoogleアナリティクスでどのような分析を行えばいいのか分からない」等のお声、ご相談を多く頂いております。今回使用した分析手法以外にも、サイト訪問者の特性やインサイトを可視化する様々な分析手法・サービスを提供しておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

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ライター:吉沢 航一


アパレルEC企業を経て2018年にGMO NIKKO株式会社へ入社。現在、主にGoogle Analyticsを用いたサイト分析に従事。クライアントへ最高のおもてなしが出来るように日々励んでおります。

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