分析の第一歩!RFM分析をTableauで簡単に実現

2019/10/17

RFM分析とはRecency(最新購入日)、Frequency(購入頻度)、Monetary(購入金額)の3軸で顧客を分類する方法です。
優良顧客、離反顧客、新規顧客などグループ分けすることによって、それぞれのグループにあったコミュニケーションをとることができるようになります。

今回はそのRFM分析をBIツール「Tableau」を用いて行っていきたいと思います。
分析手法というよりTableauの使い方メインとなりますので、Tableauをご利用の方はぜひご参考ください。
 
使用するデータですが、
Tableauにはいくつかのサンプルデータセットが用意されていますので、今回はその中の「サンプル-スーパーストア」を使用していきます。


 

LOD表現

まずは、R・F・Mそれぞれの指標を顧客ごとに計算していきます。
そこで用いる構文がLOD(Level of Detail)表現です。簡単にいうと指定したディメンションごとに指定したメジャーの合計や平均など集計をするものです。
LOD表現には3種類あります。
 
・FIXED
ビューのフィルタや、ビューに配置されたディメンションに関係なく、指定したディメンションごとの集計を行う。
 
・INCLUDE
ビューのフィルタ・ビューに配置したディメンションに従いながら、指定したディメンションごとの集計を行う。
 
・EXCLUDE
ビューのフィルタ・ビューに配置したディメンションに従いながら、指定したディメンションを除外して集計を行う。
 
文章だとなかなか理解し難いので、下記のサンプルで実際に集計をしてみます。

このデータで下記計算を行います。年代ごとに売り上げを集計します。

これらの結果を、Excelのピボットテーブルで集計したものと比較してみましょう。


 
いかがでしょうか。
FIXEDで年代ごとに売り上げを集計すると、性別のディメンションを配置しても適用されず、性別がFでもMでも年代別の総計が表示されています。
INCLUDEで集計をすると性別のディメンションも適用されており、性別かつ年代別の集計が表示されています。
EXCLUDEで集計をすると、年代のディメンションが適用されず、性別ごとの総計が表示されています。
この結果を見て、改めて先ほどの説明を見ると
 
・FIXED
ビューのフィルタや、ビューに配置されたディメンションに関係なく、指定したディメンションごとの集計を行う。
 
・INCLUDE
ビューのフィルタ・ビューに配置したディメンションに従いながら、指定したディメンションごとの集計を行う。
 
・EXCLUDE
ビューのフィルタ・ビューに配置したディメンションに従いながら、指定したディメンションを除外して集計を行う。
 
理解しやすいのではないでしょうか。

R・F・Mの指標を準備する

さて、LOD表現が理解できたら実際に計算フィールドで集計をしていきます。
 
・Recency(最新購入日)
まずは最新購入日を集計します。MAX関数で最新の日付が取得できます。

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ライター:田村 優衣


2017年入社。
Googleアナリティクスを用いたアクセス解析や、事業データ分析による施策立案・提案業務に従事。

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