CMO Japan Summit 2019

はじめに

2019年6月11-12日の2日間、東京・目白の椿山荘でCMO Japan Summitが開催されました。今年で9回を迎えるこの権威あるイベントは、選ばれたマーケティングのシニアマネジメント層のための限定イベントで、業界エキスパート達との情報交換が可能です。デジタルマーケティングの情報を発信することでマーケターの支援を方針としているアド論は、このイベントのメディアパートナーとしてサポートさせていただきました。
 

 
AI、ビッグデータ、IoTなどが身近になった今だからこそ、改めてマーケティングの本質を見極め、ショッピングの魅力を最大限に活かせる骨太なマーケティング戦略の立案が迫られています。
部署や組織の枠を超えた越境マーケターとして、様々な視点からマーケティングの本質を見出し、日本のマーケティングリーダーとしての役割について活発な議論がされました。
 
アド論編集部が、気になった講演についてまとめました。
 

開会講演

株式会社フォリオの取締役CMO、リュウ シーチャウ氏による「CMOがすべきこと」
 
今までの経歴を基に、CMOがすべきこととして、マーケティングコミュニケーションについて述べられました。
 
一例としては、ジョンソン・エンド・ジョンソン在職時に、ベビーオイルが美容で使われていることを発見し、SNSで拡散。キティちゃんのコラボモデルなどフォトジェニックなパッケージを工夫することで、昨年比で1.5倍の売上になったそうです。
 
また、small teamを作る必要性については、「start up in start up」と称し、start upの株式会社フォリオの中に8名の精鋭でチームを組織したとのこと。決裁権、人事権も持つことでスピードアップしている、と現在進行中のプロジェクトについて説明、ユーザーの反応をポジティブに感じられるようになったと述べられました。硬直化した組織の問題を打破する、示唆の多い内容でした。「keep looking ways to build business」と最後に述べられていたのが印象的です。

基調講演

モンデリーズ・インターナショナルの前CMO、 ボニン・ボウ氏による「ものごとを壊すことで新しいものをつくる”Hackonomy”の教え」
 
モンデリーズ・インターナショナルは、ナビスコやオレオ、リッツ等をブランドとして持つ世界的な食品会社です。
ボニン・ボウ氏は、ものごとを壊すことで新しいものをつくる「Hackonomy」という概念と、そのマーケティングへの影響について話されました。
 
デジタルマーケティングの実例としては、オレオクッキーの話がありました。
Fecebookのタイムラインで、オレオを使って記念日やニュースを100日間ポストすることで拡散され話題となり、21%の成長を達成できたとのこと。
次に、3Dプリンターオレオを作成するイベントを実施。フレーバーやクリームの色も自由に選べるパーソナライズされた「LOVE」や「GROW」とプリントされたオレオは大いに話題となりました。
Facebookのポストから、変化・成長が始まったと、ボニン・ボウ氏は述べています。
「未来を見越す最善の方法は壊すこと」と最後に述べた力強く魅力的な講演でした。
 

プレゼンテーション

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ライター:アド論 編集部


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