無料なのに意外と使える!マーケデータ収集術 その1

2019/1/8

読者の皆さんは、市場規模や競合会社の状況、ターゲットのボリュームやインサイトなどなど、マーケティングデータが必要になった時どのような方法で収集していますか?
Googleで検索すれば大体の情報が手に入る時代ではありますが、なかなかぴったりな情報が見つけられず困った経験を持っていらっしゃる方も多いと思います。
 
今回は、そういった方に向けて、世の中に公開されているマーケティングデータ、いわゆる2次データの種類と、その収集に役立つポイントをご紹介いたします。

データの種類

マーケティングデータは1次データ、2次データの2つに大きく分類されます。
以下の表にデータの種別と、メリット、デメリットをまとめてみました。

 

 

1次データは目的に合わせて実際に調査をして収集する為、ビジネス課題の解決のために必要なデータをモレやブレがない状態で取得することが可能です。
ただし、オリジナルの調査を実際に行うため当然コストがかかります。調査設計から分析まで一貫して調査会社に依頼すると500サンプルくらいの規模でも100万円以上費用がかかってしまうこともあります。
また、調査を実施して情報を集めるため、時間もかかります。
 
一方、2次データは既にある情報を利用するため、探し方さえキチンと押さえておけば取得にはそれほど多くの時間はかかりません。また、コストも実際に調査を行うより割安になることがほとんどです。

2次データの分類

2次データは分類すると、以下の表のようになります。

 

 

いずれのデータも、web上で公開されているものが多いので、収集のコツをつかめば簡単にデータを取得することが出来ます。
 
例えば総務省のe-Stat(URL:https://www.e-stat.go.jp/)
このサイトでは内閣府や総務省など政府の統計を閲覧できますが、2018年にリニューアルされており、今までダウンロードをして自分でグラフなどに加工しなければならなかった統計データを、ブラウザ上でグラフ表示してくれたり、地図上に表示するなどビジュアライズを自動で行ってくれるようになりました。特に、地図で見る機能が非常に使いやすく、ビジュアルとしても分かりやすいのでお勧めです。
 
図1左上部赤枠の「地図で見る」タブ内の「地図で見る統計(統計GIS)jSTAT MAP」は統計データを、以下の様に全国の地図に表示したり、ある地点からの徒歩または車での移動時間別の人口や世帯数、人口の増減などをビジュアル化できます。


 

 

 


このまま利用しても十分活用できますが、ここで特筆したいのは外部データを取り込んだカスタマイズ分析ができるということです。
例えば、店舗別の売上げデータを読み込んでエリア別の強化ポイントを指定したり、競合店舗の住所データを読み込んで新規予定地の選定に活かすなど、より実戦的な分析が可能になります。

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ライター:古谷 達郎


同志社大学 文学部卒業
デジタルマーケティング本部 ストラテジック部 マーケティンググループ所属
マーケティングリサーチ会社を経て、2018年にNIKKOに入社
Web広告効果の分析、市場分析等の各種リサーチを担当

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