【第一三共ヘルスケア様に聞く】動画広告の活用についてのインタビュー
■はじめに
インターネット動画広告サービスの流行にともない、若年層を中心にTV視聴率が減少してきていることはマーケターの皆様であれば体感しているかと思います。ユーザーのメディア環境の変化に伴い、複数のメディアを使ったコミュニケーションを行う必要が出てきている中で、広告主はどのような戦略をとっているのかをインタビューしてきました。
今回お話を伺うのは、第一三共ヘルスケア株式会社マーケティング部 田中 巌夫様 となります。
■WEB動画を取り組み始めたきっかけは?
―TVCMに留まらずWEB動画に関してもYouTube中心に精力的に制作をされていると思います。WEB用の動画を制作し始めたきっかけはどのようなものでしょうか?
第一三共ヘルスケアHP (https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/tvcm/)に掲載されているCM一覧 ※2018/08/20時点
田中様:TVCMのリーチとフリークエンシーを第三者機関で調査し、若年層へリーチがしにくい、届いていても接触回数が少ないという結果が明らかになりました。また私どものメイン商品はOTC医薬品になるのですが、商品特性として日常的に想起されるものではありません。そのため、いざ必要となったときにブランドを想起してもらうためには、動画にて利用シーンなどを伝えることも効果的ではないかと考えました。
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ライター:平野 駿
新卒入社。SEO・SEMの営業を経て、現在は動画広告の運用、
分析、改善施策の提案業務に従事。3PASやアドフラウドなどのアドテク関連を幅広く対応。