Facebook動画広告のチェックポイント
昨今ユーザーのデバイス環境変化に伴い、動画広告の市場が急激に伸びつつあります。動画広告において配信先の中心は、動画視聴メディア(YouTubeなど)ですが、Facebook・Instagramなどのソーシャル広告においても動画広告の活用が増えてきております。そんなFacebook・Instagramの動画広告運用について幾つかのポイントをご紹介致します。
■広告配信の目的に合わせて”キャンペーンの目的”を設定する。
Facebook・Instagram広告では配信の目的に合わせて自動最適化がかけられるよう、”キャンペーンの目的”を設定する必要があります。”キャンペーンの目的”を設定することで、広告配信の目的に合わせて自動最適化を働かせる事が可能です。
“キャンペーンの目的”の効果がどれほどあるのかを検証するために、2つの目的で動画広告配信を行いました。
当たり前といえば当たり前ですが、動画広告で使われる指標において、動画再生を目的としたキャンペーンのほうが圧倒的にパフォーマンスが良いことがわかりました。
■配信対象(リーチ)はなるべく広げて配信する。
Facebook・Instagramの広告配信においては、自動最適化機能を最大限発揮させるために一定のターゲットリーチ数を担保するよう推奨されております。ターゲットリーチ数が多いと、狙ったユーザーに広告が配信されるのか?という不安はあるかと思いますが、”キャンペーンの目的”を設定していれば母数が多い方が自動最適化が進むようです。
実際に地域・ターゲティングにおいて限定的なときと、リーチを広げたときとでは結果に差異が現れました。
絞り込みたい気持ちを抑えて、やや広めなターゲティングとしましょう。
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ライター:平野 駿
新卒入社。SEO・SEMの営業を経て、現在は動画広告の運用、
分析、改善施策の提案業務に従事。3PASやアドフラウドなどのアドテク関連を幅広く対応。