半分以上の広告がそもそも視界に入ってない?DSPにおける視認率(InView%)を検証してみた。

一目瞭然ですが、視認率が上がれば上がるほどCTR(クリック率)は上昇傾向にあります。視認率50%以下の配信先に使っていた予算を、視認率50%以上の配信先に利用することによりCTRが上がることが考えられます。また、視認率が極端に低いものについては不正広告の可能性も高いため、除外対象として行くべきでしょう。

視認率におけるCPMには差はあるのでしょうか。CTRがいくら高くてもその分CPMが高ければCPCに換算した時にに割に合わない…なんて事にならないようにこちらも確認しておきましょう。

図3

概ね視認率とCPMは連動しており、視認率が高まるほどCPMが高くなる傾向にあります。また79%-70%の視認率が一番CPMが高くなっております。vCPM(Viewable Impressionを元にしたCPM)では価格が大幅に開いてしまっておりますね。

パフォーマンスにどの程度影響するのか

視認率による数値の傾向は確認いただけたと思います。

アテンションや認知効果を期待する、ブランディングをメインとする広告出稿においては、”見られること”が価値となることも多いと思いますが、パフォーマンスを重視している広告主にとって視認率がどの程度影響するのでしょうか。わかりやすく視認率50%を境に数値を算出してみました。

図4

なんと、CTRは203%改善、CPCは71%安価になりました。単純にCVRが同一の場合だと、CPAを大きく下げることができる計算になりますね。
※今回は複数の広告主のデータをまとめているためCVRの算出はしておりません。

視認率をどのように活用していくのか

現状大手広告主のブランディング広告以外では視認率をみた運用というのはなかなか手が回っていないところだと思います。しかし、大前提として広告は見られて初めて価値が出るものであります。インターネット広告だから見られていない広告を出してもいいのか、という点で疑問に思います。

今回はパフォーマンス寄りの数値を出させていただきましたが、次回以降売上にどう寄与できたかや、視認率と配信手法を掛け合わせた事例なども出していければと思っております。

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ライター:アド論 編集部


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