購買意欲に合わせてアプローチ!ユーザーデータを活用したリターゲティング手法

2015/9/25

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データを活かしたターゲティングやリターゲティング広告手法は、多くの企業で実施されていますが、皆様はリターゲティングを使ってどんなユーザーにアプローチしているでしょうか。何となくサイトを訪れた人から買う意思を固めている人まで、購買意欲の異なる様々なユーザーが想定できますが、トップページや商品紹介ページに来たというだけで、そうしたユーザーを判別するのには難しい部分もあると思います。

ユーザーの購買意欲に合わせて細やかなコミュニケーションをとるのが理想ですが、そのためにはどのような手法が利用できるのでしょうか。

 

タグマネージャーを利用したリターゲティング

媒体のタグを直接設置するだけでもリターゲティングを実施することは可能ですが、タグマネージャーを利用することでさらに深いターゲティングを行うことができます。

通常通り訪問したページを基にリターゲティングを行うのに加えて、データバインディング機能を利用するとページ内に含まれる情報を利用することができます。例えばユーザーが商品を購入した後のページに表示された「購入商品」や「購入金額」などを取得して、「日用品を買ったユーザー」「5,000円以上購入したユーザー」などに絞ってリターゲティングを実施することが可能です。

またイベントハンドリング機能を利用すれば、ユーザーの行動を細かく見ていくことが可能です。例えば「1分以上ページに滞在したユーザー」や、「ページを最後までスクロールしたユーザー」など、より興味を示しているユーザーを判別することができます。

 

プライベートDMPによるデータ活用

タグマネージャーを利用するとユーザーがサイト内でどのような行動をしたのかに基づいてリターゲティングを実施できます。

これに加えて、ユーザーの過去の購買傾向に基づいてリターゲティングを行うことができれば、さらに細かなコミュニケーションをとることができるのではないでしょうか。

 

このようなコミュニケーションを実現できるのがプライベートDMPです。プライベートDMPを使うと、企業が保有している「会員情報」や「購買履歴」などのデータを用いてユーザーをターゲティングすることができます。

例えばユーザーがサイトに登録したデータや、購入した商品の履歴データを利用して、ユーザーが男性か女性か、好きなブランドは何か、初めて来たお客様なのか、それとも年に何度も購入するお得意様なのか……といった情報に沿って広告配信を実施することが可能になります。

 

タグマネージャーとプライベートDMPはどう違うのか?

このように考えてくると、タグマネージャーとプライベートDMPのどちらを使っても同じのような気がしてきますが、両者は利用しているデータが異なっています。

タグマネージャーは最近サイトを訪れた際の鮮度の高い行動データを取得して、どの程度サイトに興味を持ってくれているのか、実際に何を購入したのかを基にターゲティングします。

これに対してプライベートDMPはアップロードしたパーソナルデータを利用するため、性別・年齢・興味関心などの属性や、過去にさかのぼっての購入額・購入商品など、ユーザー自身の特性を掘り下げてターゲティングに活用することが可能です。

 

例えばタグマネージャーを使うと、ユーザーがシャツとスカートを買ったけれど実はジャケットのページもじっくり見ていた!というときに、この行動データを生かして、すぐにリターゲティングでジャケット特集の案内をすることができます。

一方プライベートDMPを使うと、「セールの時期によく購入している30代の男性」などターゲットとなるユーザーの属性に合わせて、メンズアパレルのセールの告知など適切な広告を表示することが可能になります。

 

イメージ図

 

 

両者の違いを簡単に比較表にまとめてみました。

 

プライベートDMP×タグマネージャー比較表

※タグマネージャーは国内で提供されている代表的なタグマネージャーの機能に基づいて作成しています。

 

タグマネージャーやプライベートDMPを使ったターゲティング広告手法を紹介しましたが、興味をお持ちいただけたでしょうか?

こうしたツールをうまく活かすことで、よりユーザーのモチベーションに合ったコミュニケーションをとることが可能になります。タグマネージャー・プライベートDMP、それぞれの強みを理解して、最適なターゲティング・リターゲティング広告施策を検討することをお薦め致します。

 

 

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ライター:石川 裕絵


GMO NIKKO株式会社 アドテクノロジー部 データマネジメントグループ所属。
東京大学文学部卒業。2014年に新卒で入社後、SEM運用を経てプライベートDMPなどの
提供を通じ、企業のユーザーに合わせた最適なコミュニケーションを実現する、
マーケティング施策の戦略立案と実行を担当。

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