平均滞在時間45秒、視聴完了率52%!~iAd for Brands活用事例~

2015/9/15

AppleのiOSアップデートでコンテンツ・コントロールの1要素としての広告ブロック機能が話題になっています。
しかし、これはWeb広告(ブラウザ広告)での話しであり、アプリ内広告がブロックされるわけではありません。

Appleにとって、アプリは収益源であり、また新たにiOS9で追加される予定の「News」への広告枠が設けられることからもアプリ内広告は、これから伸びていく領域だと考えることができます。実際に様々な海外の調査でも、アプリの利用および滞在時間はブラウザ利用を圧倒しているのが実情のようです。(※1)

今回は、Appleの公式アドネットワーク「iAd」の中でもリッチクリエイティブを配信可能にする「iAd for Brands」を活用した事例紹介です。

iAd for Brandsとは

特定の期間に、配信量を保証して買い切る予約型(純広型)のメニュー。
リッチクリエイティブの実施やキャンペーンのプロモーションに利用したい手法。
※完全買い切りのtake-over(ジャック)が入らない限り、最も優先配信される。

配信したクリエイティブについて(バナー) ※フルサイズと通常サイズ
ゴルゴ1

バナータップ後のリッチクリエイティブ ※アニメーション後の動画再生、LP遷移ボタン
ゴルゴ2
アプリ内にバナー広告が表示され、クリックすることでコンテンツページへ、動画再生とキャンペーン応募ページへのLP遷移のCTAの選択が可能です。

 

▼アプリ内広告について

フルサイズと通常サイズのバナーを配信した。国内の在庫の関係上、配信ボリュームはフルサイズは伸びませんでしたが、実施した価値は十分にあります。通常バナーのCTRが0.36%に対して、フルサイズは0.84%のコンテンツへの遷移率を記録しました。(媒体平均値よりも高い)。また、インサイトレポートでターゲット層の35歳から55歳以上の人が平均クリック率が高い点もわかっています。AppleIDに紐付いた情報なのでユーザーデータは正確です。

 

▼リッチクリエイティブについて

一般的に強制的でない動画が設置されている場合、未再生で離脱される可能性は非常に高くなります。再生されても完全視聴となるとまた難しいです。結果として、コンテンツに到達したクリック数に対して動画再生率は85%、完全視聴率は52%を記録しました。
再生率は誤クリックなどで高くなることはあります。ただ、完全視聴率については動画の長さの依存もありますが、過去iAdで実施した30秒動画の中でも良い結果とフィードバックを受けています。
つまり、優れたクリエイティブで人の興味を喚起したと考えることができます。さらに、注目すべきは平均滞在時間です。
平均滞在時間はタイトルにもある通り45秒です。動画が30秒なので、コンテンツをしっかり見て、体験してくれた人が多い結果となりました。
30秒動画のクリエイティブ表現におけるこの滞在時間は優れた数値となります。また、特に男性の滞在時間が全年代において高いということもわかっています。

 

▼LPへの遷移率について

これだけ離脱ポイントが多いとLPまで辿り着かないのでは?と思うかもしれませんが、優れたクリエイティブはしっかり人の心を動かしています。
LP遷移率は17.5%を記録しました。LP遷移は非常に大切なのは言うまでもありません。今回で言えば、バナーをタップして、コンテンツを体験して、LP遷移と段階は多いですが、離脱された人に対しても、コンテンツを体験した人が多く、認知度の向上につながったと考えることができます。

 

▼最後に

iAd for Brandsにおける、クリエイティブによる効果の依存度は非常に高いといえます。また、iAdはメニューの選択によって、どのアプリジャンルで、どの年齢層の男女がコンテンツ体験をしたかまで知ることができます。
コンテンツを自社特別サイトに置くのか、今回の様に特別なリッチクリエイティブを作るのか選択肢は無数にあります。いずれにしても、人にいかに体験させるか。その導線がはっきりしていれば非常に効果的な結果を生み出すことができます。
優れたクリエイティブ提案については、GMO NIKKOにご相談ください。

※本記事への投稿のため、クリエイティブ事例の紹介については、実施企業様より予め使用の承諾を得ております。

※1 http://techcrunch.com/2014/04/01/mobile-app-usage-increases-in-2014-as-mobile-web-surfing-declines/

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ライター:アド論 編集部


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