Facebook広告の効果を”Kenshoo Social”で着実に上げる

2015/7/31

■はじめに

前回の記事では、Kenshoo Socialを使用したFacebook広告の有効活用について記述させて頂きました。

今回は実際の施策内容と、具体的な効果向上の結果を共有します。

Kenshoo Pixelを用いた広告評価

 KenshooのCVピクセル(Kenshoo pixel)を設定することにより、広告ごとにCVに貢献した割合を可視化することができます。

 通常のCVトラッキングでは、広告のラストクリックに対してCVを計測するようになっております。(図1)

SnapCrab_NoName_2015-7-30_15-54-48_No-00

 しかしKenshoo Pixelを活用することで、ラストクリック以外のクリックに対してもCVを計測することが出来ます。

 今回の計測においては、ラストクリックCVだけで広告の評価を判断するのではなく、

 CVに貢献した広告についてはファーストクリックであろうとCVが測定されるように設定をしました。(図2)

SnapCrab_NoName_2015-7-30_15-56-55_No-00

  検証の結果は以下の内容となります。

SnapCrab_NoName_2015-7-30_15-57-31_No-00

 目標CPAを2,600円以内と設定した場合、通常のラストクリックCV測定であれば6つ(A~F)の広告のうち、CV獲得の費用対効果がよい(CPAが合格ライン)な広告は、B,C,Fとなり、

 その他の広告については配信停止が検討されるでしょう。

 しかし均等評価CV測定であれば、Aの広告はCPAが1,563円となり、Bの広告よりも費用対効果がよい結果となります。

 こちらのクライアントがFacebookに広告を出稿している目的の一つにユーザーの初回接触の拡大という目的があります。

 Aの広告は初回接触やラストクリックに関わらず、ユーザーがCVするきっかけとなった広告としてはBよりも効果が高いという結果のため、

 配信は継続させる運びとなりました。この施策の結果、

 広告投資費用は同額であるにも関わらず、ラストクリックCVの総数は昨月対比で約1.2倍になりました。

■時間帯別の分析と入札の抑制

 次はCV獲得を時間帯別で検証した分析例となります。(図3)

SnapCrab_NoName_2015-7-30_15-59-6_No-00

 現在のFacebookの仕様では時間帯別でCV獲得の推移を確認することや、

 時間帯別で入札価格調整を自動で行うことはできません。

 しかしKenshooを導入することにより、上記のようにどの時間にCV獲得効率が高いかを可視化することができます。

 そこで、CVRの低い時間帯の配信を自動で抑制することにより、効率の改善を目指しました。

 その結果、コストを30%削減でき、余剰分のコストをその他の施策へと予算を配分することができました。

■入札ポリシーによるCPCを安価にすることを実現

 条件指定をすることにより、入札を自動的に調整し、CPCを安価とさせた実例をご紹介します。(図4)

SnapCrab_NoName_2015-7-30_16-0-0_No-00

 

入札ポリシーを適用しているキャンペーンとしていないキャンペーンで比較した場合、

非適用キャンペーンではCPCの安定に対してCTRが大きくバラつくため、

最適化の施策が取りづらい結果となりました。

それに対して適用したキャンペーンについては、

導入直後はCPCが高騰するが、一時を境にCPCが安価となり、CTRが向上する結果となりました。

ここから考察すると、入札ポリシーの設定後、ある一定期間を経た後に最適化が働くよう調整されます。

非適用キャンペーンよりも分析や追加施策を検討することが容易となります。

 

■更なる可能性を秘めたKenshoo Social

いかがでしょうか。Kenshoo Socialを導入することにより、

運用や分析の幅が通常よりもはるかに広がることがお分かりいただけたかと思います。

当社ではKenshoo Socialのような運用支援ツールを活用した運用実績が数多くあります。

今回はソーシャル領域を深く分析・運用する活用事例となりましたが、

Kenshoo Search(SEM領域)もご紹介させて頂きたいと思います。

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ライター:大西 智之


立命館大学 産業社会学部 卒業。コンサルティング本部ストラテジック部所属。
SEMを中心として、WEBマーケティングを総合活用する戦略に魅力を感じ、GMO NIKKO株式会社へ入社。
現在はSNS分野に注力し、運用・分析・改善の業務に従事。
毎日広告管理画面を見ないと落ち着かないほど、広告運用の中毒となっております。

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