日本のアドフラウド(広告不正)問題に切り込む、Momentum株式会社(後編)

2015/6/25

今回は、前編に続き、Momentum株式会社の代表大久保さんとの対談後編となります。

 

DSC_0391

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■日本におけるアドフラウドの割合とは?

アド論:
フラウドは大小問わず、様々なアドネットワークから見つかるのでしょうか。

大久保:
フラウドの占める割合の差はありますが、アドネットワークやDSPの配信先にてフラウドが見つかります。

アド論:
当社GMO NIKKOも、昨年よりMomentum社のソリューションを活用し、このフラウド検証及び対策は行なっておりました。これまでの実績から出ている、具体的なデータなど、ご紹介いただけますか?

大久保:
弊社が取り組んだ調査では、インプレッションにおけるBad Botの割合が2~3%、スパムコンテンツを含めると3-5%程ありました。
米国のフラウド事業者からすると、「もっと割合は多いのではないか。」と言われたりもします。米国ほど割合は大きくはないという見解を持っておりますが、今後更に、日本におけるフラウド調査を継続していきたいと思います。

 

Bad Bot が開発されている国別のシェア(eMarketer調べ)

Bad Bot が開発されている国別のシェア(eMarketer調べ)

――――――――――――――――――――

■広告主やネットワーク事業会社の反応は?

アド論:
米国はディスプレイ広告の約10%程度と言われている状況ですので、日本国内市場が、そこまで割合は高くないことは、少し安心しました。
これまで実施しているクライアントの反応はいかがでしょうか。

大久保:
実際配信されているフラウド媒体のキャプチャなどをレポートすると、直ぐにフラウド対策に講じるアクションを検討頂くことが多いです。
またレポートで報告するようにしておりますが、弊社がフラウド判定した配信先やクリックからは、コンバージョンが生まれていないことが分かり、それが一つの効果の実感として評価頂けていると思っております。

アド論:
媒体社・アドネットワーク会社とも一緒に取り組まれていると思いますが。

1 2
ご相談はこちら
photo

ライター:平野 駿


デジタルマーケティング本部本部所属。
新卒入社。SEO・SEMの営業を経て、現在は動画広告の運用、
分析、改善施策の提案業務に従事。3PASやアドフラウドなどのアドテク関連を幅広く対応。

Contents

ico人気記事