Yahoo!アプリインストール広告登場、増加するネイティブ広告

2015/5/22

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つい先日、5/20に「Yahoo!アプリインストール広告」がリリースされました。
この広告のインフィード広告は、広告がコンテンツフィードに表示される点では、アプリインストール広告で先行するFacebookやTwitterと同形態のネイティブ広告であると言えます。

 

ネイティブ広告とは?なぜ増えている?

ネイティブ広告の定義については、過去に様々な説明がなされてきましたが、JIAAネイティブアド研究会の定義によると次のようになります。

”デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を指す。”
引用:JIAAネイティブアド研究会「ネイティブ広告の定義と用語解説」

インフィード広告はネイティブ広告の一種で、記事・コンテンツと一体感のあるデザイン、フォーマットで設置された「誘導枠」のことをいいます。最近は、様々なメディアからインフィード広告が続々とリリースされています。それにはどのような背景があるのでしょうか。

そもそも広告は、広告主にとっては、自社の商品やサービスをできるだけ多くの人に見て欲しい、できれば好きになって、購入してほしいと思って出稿しているものです。一方、生活者にとっては、自分に無関係の広告は不要であり、時には不快感さえ持つことがある存在です。つまり、広告の歴史とは、いかにオーディエンスに見てもらうか、興味を持ってもらうかの工夫の歴史だったとも言えます。

スマホでのインターネット接続が加速する中において、そうした観点からも、各メディアはスマホに最適化したUIによってユーザー体験を高める努力をするとともに、広告についてもユーザーとの親和性を高めるためていくために、最適化された広告フォーマットが必要になりました。

そこで、オーディエンスに自然なコンテンツのように見せる形態を利用して、広告への関与の最大化を図るための新しいオンライン広告のフォーマットのひとつとしてインフィード広告が広がっているとも考えられます。

 

インフィード広告3分類と主な計測指標

コンテンツの“フィード”の中に挿入されるネイティブ広告であるインフィード広告は、FacebookやTwitterですでに馴染みのあるフォーマットですが、JIAAネイティブアド研究会では、IBAがまとめた「THE NATIVE ADVERTISING PLAYBOOK」をベースに、インフィード広告を以下の3つに分類しています。(ネイティブ広告全体は6つに類型化されている)

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(a)媒体内誘導型

メディアの通常コンテンツの中で、周囲の記事と体裁がマッチするように、メディア側の記者やライターによって書かれたコンテンツと同じフォームで表現されます。掲載場所は保証されており、メディアの編集記事と同様にインフィード広告のリンク導線は、同じメディアサイト内のページにリンクし、基本的にメディアサイト内で完結します。

メディア例として、ライフハッカー、MYLOHAS、All Aboutなどが挙げられます。主な計測指標としては、いいね!やコメント数などユーザーのインタラクション増や、ブランドリフトなどのブランド指標で計測されます。

(b)外部コンテンツ誘導型

(a)とは異なり、リンク導線はメディアの外側のサイトのページ(LP)へ遷移します。そのため、効果を高めるには、ランディングページはコンテンツや記事、ブランドのLPなどのコンテンツページであることが望まれます。

メディア例として、Gunosy、SmartNews、各種アプリインストール広告等が挙げられます。主な計測指標としては、クリック率 やコンバージョン数によって計測されます。

(c)フィード内表示型(コンテンツ消費型)

他のインフィード広告と同様に、メディアのコンテンツと馴染む形態で表示されますが、他のページへのリンク導線がなく、それだけで写真や動画を観たり、コンテンツを読んだりすることが完結するフォーマットです。掲載位置を特定することはできません。

メディア例として、YouTube、Facebook、Twitter等が挙げられます。主な計測指標としては、(a)と同様にインタラクション増や、ブランドリフトなどのブランド指標で計測されます。

 

外部誘導型のインフィード広告は、ランディングページが重要

前述のYahoo!JAPANやFacebook、Twitterのインフィード型アプリインストール広告は、(b)外部コンテンツ誘導型となります。この他にも、ニュースアプリとして人気のGunosyやSmartNewsのインフィード広告など、直接外部サイトへ遷移する導線設計のネイティブ広告が増えています。

各メディアのインフィード広告には、「広告」や「Sponsored Ads」などの表記により、それがコンテンツなのか、広告なのかの区別をオーディエンスが判別できるような処置をとっています。しかし、そもそも周囲のコンテンツと広告を馴染ませているため、その判別ができないオーディエンスも存在します。

また、興味を引き付けようとして、いわゆる釣り的な広告表現を用いてリンク先のLPに遷移させておきながら、実はLPのコンテンツは広告の内容とまったく異なるものになっているという例などもネット上では散見されています。

こうした広告表現や誘導手法は、逆効果を招く結果となり、時には炎上するなど、ブランド価値の棄損につながることもありますので注意が必要です。インフィード広告のクリエイティブ表現は、LPのコンテンツ価値との親和性を十分考慮して作成する必要があるでしょう。

インフィード型のアプリインストール広告の誘導先LPは、当然アプリマーケットになります。アプリマーケットのコンテンツフォーマットは、広告主の自由度は制限されています。しかし、それでも、アプリの説明文や画面キャプチャに工夫を凝らすことでコンバージョンの効果を高めることは可能ですので、広告を出稿するだけでなく、アプリマーケットのLPの内容にも配慮した方がよいでしょう。

また、特に、ユーザーレビューや星の数はコンバージョンを左右する大きな要因となります。せっかく広告を出稿しても、ユーザー評価が悪いことがわかれば、コンバージョン率は低下してしまいますので、何らかの施策を講じる必要があるでしょう。

 

Yahoo!アプリインストール広告の特長

さて、話をYahoo!アプリインストール広告に戻しますと、この広告はクリック課金型(CPC)の広告商品で、広告をクリックすると、App StoreやGoogle Playのアプリマーケットに直接リンクする導線設計となっています。前述の分類では、(b)外部コンテンツ誘導型に分類できます。スマホアプリの広告主には、ダウンロードを促進する強力な広告商品と言えるでしょう。

■Yahoo!アプリインストール広告:紹介ページ

http://marketing.yahoo.co.jp/service/app-install-ad/

■Yahoo!アプリインストール広告:紹介動画

 

Yahoo!JAPANは、この広告の特長を、主に以下の4つにまとめています。

1.マルチビッグデータを活用したターゲティング

マルチビッグデータや性別、年齢、興味・関心、検索キーワード、OSバージョンのほか、広告主が持つユーザーリストを活用した高度で詳細なターゲティング機能を活用して適切なユーザー層にリーチできる。

2.多彩な広告表現

インフィード型、バナー型、アイコンバナーの3つの広告フォーマットを使い、自社のアプリとユーザーを直接つなげることができる。

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3.Yahoo! JAPANや提携パートナーのアプリやコンテンツページに広告を掲載

スマホ版「Yahoo! JAPAN」アプリのタイムラインをはじめ、Yahoo! JAPANの各アプリやコンテンツページ、提携パートナーの各種アプリやコンテンツページなど良質な掲載面に広告を掲載できる。

4.広告効果の確認

現在、Yahoo!JAPANが連携する主要な広告効果測定ツールを利用することにより、インストール数やCPIなどを確認することができる。

弊社は、このYahoo!アプリインストール広告の連携済み効果測定ツールのうち、GMO MARKETING SUITEApsalarという2つツールを提供しています。

■GMO MARKETING SUITE

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■Apsalar

モバイル計測とインテリジェンスプラットフォーム---Apsalar

これらのツールは、広告クリック数やインストール数、CPIをはじめ、インストール後のアプリ内課金額状況や、インストール後のリエンゲージメントを高めるための分析や広告施策に利用するためのトップクラスのパワフルな機能を搭載しています。そのため、弊社はアプリプロモーションから効果測定まで、効率的な広告運用を行うためのサービスをワンストップでご提供しています。

Yahoo!アプリインストール広告にご興味のある広告主は、弊社までお気軽にお問い合わせください。

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ライター:アド論 編集部


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