不一致率の改善でCVRが125%改善した事例紹介

2018/3/13

データフィード広告の運用において、「CVRやCPAの効果をもっと改善させたい。でも、自動で学習され最適化がかかるから、運用者ができることがないのでは…?」と悩まれる方が多くいらっしゃいます。なかなか運用レバーが少ないと感じる媒体では有りますが、実際にできることはたくさんあります。例えば、学習機能を向上させれば、より確度の高いユーザーへの配信が可能です。それはつまり、CVRやCPAの改善につながります。今回は、不一致率の改善を行うことで学習機能を向上させ、CVRが125%改善した事例をご紹介いたします。

 

不一致率とは

不一致率とは、サイト内設置タグで取得している商品IDとフィード内にある商品IDが一致していない割合のことです。
あるサイトでタグが発火したとしても、フィードにその商品IDがない場合、レコメンドエンジンは最適化のため学習ができません。
逆も同様に、フィード内に商品IDがあってもタグが発火しない場合も、学習ができません。
簡単な例を挙げると、サイトに商品A・B・Cがあり、フィードに商品A・Bしかない場合、商品Cが学習されることはないということです。※図1

つまり、不一致率を改善してすべての商品について学習させることが重要です。

 

不一致率の改善とは

今回は、データフィード広告の1つであるCriteoを例にとって説明いたします。
Criteoが推奨する不一致率は、20%以下です。
配信開始時は、必ず20%を下回わらないと配信できません。
しかしながら、サイト更新やフィード改修によって不一致率高まる可能性があります。定期的に不一致率をチェックし、エンジンが活用する情報の正常化を実施する必要があります。

 

Criteoにおける不一致率改善フロー

不一致率改善のためにまずやることは、Criteoに不一致率調査を依頼することです。
不一致率を確認した後、問題部分を把握します。問題は、主に3つのパターンが挙げられますので、以下の項目を順番にチェックしてみてください。

 

1.フィードの読み込み頻度がサイトの更新頻度とマッチしていないのではないか?
(例:サイト更新が朝9:00なのに、フィード読み込み時間を朝8:00に設定している。)

チェック項目
□フィード取り込み時間・頻度と、フィードの更新時間・頻度の最新情報を確認
□上記2つの情報がマッチングしているか確認
□正常にマッチングしていない場合、フィードの取り込み時間又は更新時間を修正

 

2.フィードの中に全商品の情報が入っていないのではないか?
(例:最新商品の情報がもれている。)

チェック項目
□フィードを常に最新に更新

 

3.タグがフィード内にある商品以外のページで発火していないか?
(例:期間限定ページにおいて、その期間が過ぎたのにまだタグが発火している。)

チェック項目
□タグの設置URLを確認
□タグ設計を修正

 

問題の箇所は見つかったでしょうか。
最後に、再びCriteoに不一致率調査を依頼し、不一致率が20%以下ならば改善成功です。

 

不一致率改善事例のご紹介

ここで、不一致率改善事例を紹介いたします。
まず最初に、Criteoに不一致率を確認したところ30%でした。
そこで、要因調査を以下の手順で行いました。

 

1.フィードの読み込み頻度がサイトの更新頻度とマッチしていないのではないか?
→OK
2.フィード内に全商品の情報が反映されていないのではないか?
→OK
3.タグがフィード内にある商品詳細ページ以外で発火しているのではないか?
→掲載終了ページにてCriteo商品詳細タグが発火していた。
掲載終了しているためフィード内には対象の情報は存在しない。

 

以上より、掲載終了ページにおけるタグ発火の抑制のため、YTMでタグ実行条件を修正いたしました(※事前にクライアントとすりあわせて確認済み)。
その後、もう一度不一致率を確認したところ、4%に改善されていました。

そして、タグ実行条件修正前後一週間の結果を比較してみると、CVRが125%改善していたため不一致率改善施策は学習機能を向上させる上で大切であることが分かりました。

 

まとめ

今回は、不一致率改善についてご紹介いたしました。
その他にも、データフィード広告でできることはたくさんあります。
GMO NIKKOにはデータフィード広告に特化した運用部隊がございますので、お気軽にご相談ください。

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ライター:アド論 編集部


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