ネイティブ広告について、理解していますか?いまさら聞けないweb広告用語

2018/1/30

興味関心が顕在化したユーザーや、欲しいものがあるユーザーに対し、適切な情報を届ける広告は、SEMやリターゲティング広告など様々ありますが、新たなニーズを発掘するための施策に対しては、既存のウェブ広告では十分ではないことが多いです。
しかし、新たなニーズを生み出さなければ、獲得数は先細りする一方であり、獲得の母数を増やすためには、刈り取り型以外の広告も出稿する必要があります。そこで注目されているのがネイティブ広告です。

 

ネイティブ広告とは

ネイティブ広告とは、広告掲載面に広告を自然に溶け込ませることで、“ユーザーにコンテンツの一部として見てもらう”ことを目的とした広告です。記事形式が多いことから、記事広告のことをネイティブ広告と呼ぶこともあります。

 

ネイティブ広告と通常広告のメリットとデメリット

今までのウェブ広告では、購入に向けての最適なアクションを取らせることが得意です。しかし興味が無い人を振り向かせるためには、バナー広告では伝えられるメッセージが限られており、興味喚起には適していません。
ネイティブ広告はコンテンツのような見た目をしているので、ユーザーが抵抗なく広告に触れることができます。能動的な状態で商品の良さを伝えることで、興味喚起を行うことができます。ただ、ユーザーの意識に任せる部分も多いので、直接的なアクションにつながらないことも多いです。

 

ネイティブ広告の種類

ネイティブ広告には大きく分けて6つのタイプがあります。

インフィード型:
Webサイトやアプリのコンテンツ間に表示するもので、主にニュースアプリのコンテンツ間に、他のコンテンツと似たような表示形式で表示されるものです。

検索連動型:
リスティング広告です。検索結果にその他の検索結果と似たような形式で表示されます。

レコメンドウィジェット型:
レコメンド配信機能を使用し、広告配信したい記事などをレコメンド欄に表示します。記事を読み終わった後に、お勧め記事のような形式で表示されます。

プロモートリスティング型:
検索連動型と同じ表示形式です。リンク先が同サイト内のものを指し、amazonや食べログなど、サイト内のコンテンツを上位に表示させるための広告形態です。

ネイティブ要素を持つインアド型:
ディスプレイ広告の枠内に、コンテンツ型の広告を表示するものです。

カスタム型:
その他の総称で、例えばLINEの企業スタンプなどが該当します。

 

ネイティブ広告で使われる記事の種類について

記事のパターンは大きく分けて4通りあります。伝えたい内容や商材によって使い分ける必要があり、誤った形式を使うと、ユーザーの態度変容が生まれにくいので注意が必要です。

情緒型:
シーン毎の使用感や商品の良い点を紹介する記事です。メリットの羅列をしていて、例えば「○○10選」のようなタイトルを付けている記事です。
実態の無い、物ではない商品に適しています。スペックで比較できない場合や、スペックでは他社より劣っている場合に、ユーザーの感情に訴えかけて、興味喚起させます。
商材としては、ホテル、旅行、飲食、エンタメ、スペックの低い不動産などが向いています。

代理体験型:
体験レポートや体験者インタビュー形式の記事です。使用しないと良さが分からないものや、成果が出るまで時間がかかる商品、世の中に今までに無かった全く新しいサービスで、利用方法が浸透していないものなどは適しています。
商材としては、化粧品、健康食品、家電が向いています。

論理型:
ハウツー、用語集、うんちくやマメ知識などの形式の記事です。商材自体が複雑、難解
であり、しっかりとした商品説明が必要な場合に用いられます。
商材としては、BtoB、金融、保険など、しっかり向き合わないと理解できないようなものが向いています。

説得型:
課題意識を煽ったり、従来の概念を覆すような記事形式です。課題に対しての解決策を提供できる商品が向いています。
コンプレックス商材やコスメ、健康食品が向いています。

 

企業のネイティブ広告活用における注意点

ネイティブ広告はあくまでも広告手法の1つです。ステマなど、悪意を持って商品者を偽ろうとする行為は、ネイティブ広告ではないので、広告を出稿する際は注意が必要です。

 

まとめ

様々な形式があり、一見複雑な広告手法ですが、普段の自分の生活の中で触れる場所に広告を設置すると考えると、シンプルな方法です。ユーザー目線で見直すことで、新たな枠の開発などもできるのではないでしょうか。

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ライター:アド論 編集部


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