リーチ&フリークエンシーとは?現場のプロが教える3つのポイント

2018/1/15

■はじめに

リーチ&フリークエンシーという配信手法をご存知でしょうか?
今回ご紹介するリーチ&フリークエンシーとは、主にSNS(Facebook・Twitter・LINE)などがリリースしている広告配信手法の1つです。
あまり聞いたことがない手法かもしれませんが、最近ではリーチ&フリークエンシーを活用して効率的な広告配信を実施している広告主も増えてきました。
今記事では、リーチ&フリークエンシーとは何なのか、現場で感じた優れた点、課題点の3つのポイントを解説していきます。
これを読めば、リーチ&フリークエンシーの基礎は十分に押さえられるかと思います。

 

■背景

下記のようなトピックスが近年話題となっている影響もあり、リーチ&フリークエンシーが”手法”としても”KPI”としても改めて注目を集めるようになりました。

 

■リーチ&フリークエンシーとは

リーチ&フリークエンシーとは、”一定期間内にオーディエンスが広告に接触する頻度をコントロールして広告を配信する”手法のことです。広告との接触頻度を調整できるため、俗に言う”広告疲れ”が起こりづらい配信が可能です。また、シーケンス配信(複数の広告を任意の順番で配信)とストーリーテリングを併用することで、ブランド認知度・カスタマー・ロイヤリティを効果的に向上できるようになります。

ここでは具体的な広告展開の一例を紹介します。

♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯ 引用 START ♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯

90日のスケジュールを18日ずつ分割すると、オーディエンスAに一番目の18日間に「田中さんは90日でTOEICテスト300点の進歩を達成」という広告を一回だけ配信します。
次の18日間にオーディエンスAに二番目の広告「高橋さんは一ヶ月でTOEFLテスト60点から100へを達成」を配信します。
このように順番に広告を配信し、最後「今すぐ登録」のコンテンツになり、「英語勉強」のストーリーを伝えます。
引用: Product Update|Facebook リーチ・アンド・フリークエンシー(Reach and Frequency)広告のアップグレード
https://blog.ad-hub.net/product-update%EF%BD%9Cr-and-f-update/?lang=ja
♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯ 引用 END ♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯♯

 

■リーチ&フリークエンシーの3つのメリット

①フリークエンシーの上限設定ができる。

リーチ&フリークエンシーを使うと、ターゲットユーザーに対する抗告接触頻度をコントロールすることができるので、同一オーディエンスへの過度なリーチを防ぐことができます。そのため、過度なリーチによる広告費の浪費を削減することができます。また、同じ広告に接触することによる不快感を抑えつつ、商品の認知度を向上させる配信が可能になるのです。

②予約購入型なのでCPMが市場に左右されない。

運用型広告の場合、競合他社は繁盛期・決算期に配信量を増やすため、CPMの入札単価が上がります。
一方で、Facebookが提供しているリーチ&フリークエンシー配信では半年前から広告配信枠の予約購買が可能です。適正なCPMで事前に買い付けができるため、競合他社が入札を強化しても影響を受けないのです。

③R&F配信は通常の運用型広告よりも優先的に表示される。

※実際にはReach&Frequencyという商品名ではありません。
※年内はロジック調整中となっております。2018年1~3月中に再販予定。

上の画像のようにリーチ&フリークエンシー配信では運用型広告よりも配信の優先順位が高く優先的に配信されます。※Twitterの媒体提供仕様となっております。
結果として、運用型広告のみに出稿している広告主よりも優位にマーケティング施策を実施できるのです。

 

■まとめ

デジタルの広告配信はこれまでリタゲやCPA偏重の配信が続いていました。ただ、デジタル広告のリッチ化が進み、消費者のメディア接触時間の過半数をデジタルが占領する今、デジタルで認知を推奨する企業も増えてきています。それとともに、KPIも獲得から認知へと変えてより正しくユーザー体験を生み出す設計が必要になってきました。本当に消費者にとって優良な広告体験を実現するために、改めて今の配信状況を見直してみるのはいかがでしょうか。

 

■出典
世界の2大広告主、P&Gとユニリーバがデジタル広告費を削減
AppleがSafariの新しい広告追跡防止機能(クッキーに対する制限など)を擁護

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ライター:石﨑 泰洸


大学卒業後、GMOアドパートナーズに入社、インターネット広告営業に従事。
その後、同グループの広告代理店部門であるGMO NIKKOに出向し、アプリマーケティンググループの立ち上げを担当。2015年 外資系動画広告アドネットワークのChartboostに転職。日本オフィス立ち上げの事業開発として従事。2016年 ABEJA に転職。人工知能を活用したデータ解析プラットフォームの営業・事業開発を担当。現在は動画広告を中心とした運用と事業開発を担当。

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