「Googleオフラインコンバージョン」機能を活用し自動入札の精度をアップ!

2017/11/22

みなさん、Googleの自動入札機能は活用されていますでしょうか?
目標となるコンバージョン単価などを設定するだけで、Googleが自動で入札単価を調整してくれる非常に便利な機能です。

当社でも数多くのアカウントにて自動入札機能を導入しておりますが、なかなか上手く最適化がかからないことがあります。
要因は幾つか考えられますが、よくある課題の1つとして
「媒体コンバージョン」と「外部計測ツールのコンバージョン(実際に目標とするCV)」の数値の乖離が大きすぎる
ことが挙げられます。

自動入札機能を活用すると、Google管理画面上のコンバージョン値をベースに最適化がかかるので、媒体コンバージョンと外部計測コンバージョンの乖離が大きくなればなるほど、最適化の精度は低下していきます。今回はこの課題を解決する施策として、「Googleオフラインコンバージョン」機能を活用した取り組みについて紹介させていただきます。

■Googleオフラインコンバージョンとは?

GoogleAdwords経由でサイトに流入したユーザーは、オンラインだけでなくオフライン環境(店舗への来店や電話など)にて成果につながることがあります。
このようなオフライン環境で発生したコンバージョンデータをGoogleの管理画面にインポートすることで、広告クリックのデータに紐付けることが可能となります。

GoogleAdwordsで広告に接触したユーザーが広告をクリックすると、gclidというGoogleのクリックIDが付与されます。
そのクリックIDを、同様のクリックIDを保持しているオフラインコンバージョンデータと紐付けることで、管理画面へのインポートが可能となります。
オフラインコンバージョンと広告のクリックIDとの紐付けイメージは下記の通りです。


※今回の施策では「外部計測ツール上で上がったコンバージョン」を「オフラインコンバージョン」としてインポートしています。

■外部計測ツールコンバージョンを取り込むメリット

  • タグ計測の媒体CVではなく、外部ツール計測の正規CVを管理画面に反映させることができる
  • コンバージョンがクリックに紐づくため、プレースメント単位・時間帯等細かいデータを取得できる
    (通常の外部計測CVでは、パラメータ等を切り分けた単位でしか実績が確認できない)
  • 媒体の最適化機能(CO)の精度向上

■Googleオフラインコンバージョン×自動入札機能 導入実績

こちらはGoogleオフラインコンバージョンを実装後の月次実績(コンバージョン数×CPA)推移となります。
2ヶ月目で自動入札を導入して以降、CPAを改善しつつコンバージョン数の拡大が図れていることが分かります。
Google管理画面にインポートした外部計測コンバージョンをベースに自動入札を導入したため、最適化の精度向上に繋がったのではないかと考えられます。

■Googleオフラインコンバージョン実装条件

外部計測コンバージョンデータをオフラインコンバージョンとして管理画面にインポートするためには、下記条件を満たす必要があります。

  • 広告クリックの飛び先にAdWordsが発行するパラメータ(gclid=xxxxxx)の値を保持できること
  • コンバージョンの元になった広告クリックのgclidとコンバージョンが紐づけできること
  • AdWordsAPI経由の場合は広告主のAdWordsアカウントに送信できる権限を持つtokenを使えること

”クリックIDと外部計測コンバージョンデータを紐付けることができるか”がポイントとなります。

実装における詳細なフローに関しては下記ヘルプをご参照ください。
https://support.google.com/adwords/answer/2998031

お困りの際は是非とも当社にご相談ください。

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ライター:伊藤 大貴


GMO NIKKO株式会社 コンサルティング本部 SEMコンサルタント。早稲田大学 政治経済学部卒業。2014年に新卒として入社し、現在はSEMを中心とした運用・分析・施策提案業務を担当。
クライアントの課題に対して最適なソリューションを提案すべく、日々奮闘しています。

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