アドテック神戸 2017公式セッションレポートまとめ

2017/8/8

サンスター株式会社 児島仁視氏

フリークアウト株式会社 澤田洋平氏

株式会社クラウドイノベーション 河野矢薫氏

スマートニュース株式会社 菅原健一氏

 
SNSが普及し個人の発信力が強まる昨今、企業が伝えたいメッセージと消費者のニーズとのバランスは、マーケターが抱える大きな課題での一つです。その課題に対し、様々な切り口で意見を交わしました。

 

・議題① クリエイティブ表現

クリエイティブの方針を変換しCPAはそのままで、獲得数を伸ばすことができました。いかにメディアの特徴に寄り添えるかを考え、クリエイティブを作成しました。ポイントとしては、一般のユーザー投稿を意識し、テキストは多めにするなどです。結果として、ユーザーからのエンゲージも高まり、配信量も増加しました。さらに、実際やってみて分かったことですが、ユーザーの投稿をそのまま広告配信に活用しても効果が良かったです。
ただ広告配信対象者によっても適したクリエイティブは異なり、リターゲティングの場合、一般人の投稿に寄せるのではなく、価格訴求を行ったほうが獲得が伸びる傾向にあり、通常バナーの方が効果が良いケースが多いです。

 

・議題② メディアプランの必要性

広告主と広告代理店とのやり取りの中で当たり前に作られているメディアプランですが、消費者のことを考えたときにメディアプランは必要なのかについて、議論しました。必要派は数値の確認用としてメディアプランが必要なのではなく、広告目的の共通認識を持つために必要だという意見を持っていました。一方反対派は、メディアプランの前にコミュニケーションプランが必要という考えを持っており、その上で、企業がターゲットとしているユーザーの含有数を把握し、プランの選定をしていきたいという考えを持っていました。両者とも、どういうコミュニケーションを取るかが大切で、メディアプランで数値を確認することが重要ではない点については共通しています。

 

・議題③ 失敗例

成功事例を元に、再度それを活かしたキャンペーンを実施したが、思ったような結果が出ませんでした。数値の予測などを行う上で、実績があるものは読みやすく、必要な作業も分かっているため、広告主、広告代理店双方にメリットがあります。ただ新しさがないと顧客に与えるインパクトも弱まってしまうため、常に新しいものを考えて、創り上げていく必要があります。

■まとめ

デジタルコミュニケーションの選択肢は多様化していますが、商品(モノ)を顧客(ヒト)に伝えるためには何(コト)をすれば良いかという部分については変わらず、これからも考え続けていく必要があると感じました。また今までは企業の伝えたいメッセージに合わせて広告代理店がメディアプランを考えるというように役割が分かれていましたが、今後はコミュニケーションプランというより一体化された施策が求められるようになるため、広告主と広告代理店のコミュニケーションについても、従来のものを踏襲していくだけではなく、見直していく必要があるのではないかと感じました。

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ライター:藤本 崇司


GMO NIKKO株式会社 広告事業本部 西日本グループ所属。
2015年に中途社員として入社し、営業としてエンタメ領域のクライアントを中心に担当し事業拡大に貢献。
2016年10月より西日本支社の立ち上げの為、大阪で奮闘中の日々。

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