Facebook ダイナミック広告を4つの視点で検証

2017/7/26

Facebook ダイナミック広告の特徴は、企業の商品データと、ページ閲覧履歴の情報を元に、クリエイティブを自動生成し、広告配信する点にあります。 また、Facebook ダイナミック広告は、一般的なフィードと連携した施策に加え、リーセンシーの設定や拡張配信など、設定できる項目が多い点も特徴です。効率的に活用するために、今回4つの視点で検証しました。
① 配信媒体、配信メニューによる比較
② リーセンシーによる比較
③ 広告目的による比較
④ リーセンシー×商品単価によるCPA比較
Facebook ダイナミック広告は、他のダイナミック広告と比較してもCPAを安価に獲得し、CTR、CVRとも他ダイナミック広告よりも高い値を出しています。

Facebook ダイナミック広告 さらに高まる獲得型広告の重要性

昨今、動画広告の需要増加により、広告指標もCPAのみではなく、視聴数や態度変容など多様化しています。その中で、広告目的は認知型と獲得型に二極化してきており、獲得型広告にも更なる効率が求められています。Facebook ダイナミック広告はこのようなニーズに合わせた商品として需要が高まっています。

Facebook ダイナミック広告の特徴

Facebook ダイナミック広告は企業の商品データと、ページ閲覧履歴の情報を元に、クリエイティブを自動生成し、広告配信するものです。一般的にダイナミック広告の最適化はフィードと連携した施策が中心で、管理画面では運用の幅が狭いと言われることが多いと思います。一方Facebook ダイナミック広告は上記に加え、リーセンシーの設定や拡張配信など、設定できる項目が多く、自由度が高いです。より効率的に活用するため、今回4つの視点で検証しました。

Facebook ダイナミック広告の配信結果検証

①Facebook ダイナミック広告の配信媒体、配信メニューによる比較
図1はFacebook ダイナミック広告、Googleの動的リマーケティング、Criteoを比較した表です。Facebook ダイナミック広告は他のダイナミック広告と比較してもCPAを安価に獲得することができています。CTR、CVRとも他ダイナミック広告よりも高い値を出しています。

図1:配信媒体、配信メニューによる比較
弊社EC系広告主様実績
抽出期間:任意の1カ月間

②Facebook ダイナミック広告のリーセンシーによる比較
図2よりリーセンシー1日の方が登録、購入の両地点でCVRに2倍の差が出ており、CPAを安価に抑えることができています。比較検討しているユーザーを確実に獲得するためにも、広告セット毎で予算配分や入札単価に強弱をつけて運用する必要があります。

図2:リーセンシーによる比較
弊社EC系広告主様実績
抽出期間:任意の1カ月間

③Facebook ダイナミック広告の広告目的による比較
Facebookはキャンペーン作成時に広告目的を設定する必要があり、設定した目的によって、配信対象者が異なります。図3より最適化目的別で比較すると、1つ手前の成果地点である「登録」に最適化した場合、「購入」地点でのCPAを安価に抑え、CV数も伸ばすことが出来ています。「登録」の方がCV数が多く機械学習が進んだため、結果的に「購入」地点のCV数も増えたことが考えられます。高単価商品やCV数が少ない場合は、媒体特性を理解し機械学習を促進する必要があります。

図3:広告目的による購入地点の成果比較
弊社EC系広告主様実績
抽出期間:任意の1カ月間

④Facebook ダイナミック広告のリーセンシー×商品単価によるCPA比較
図4はリーセンシーと商品単価をかけ合わせた際の登録地点のCPAの比を表しています。3,000円の商品はリーセンシー7日になるとCPAが高騰するので、離脱直後の入札強化が必要です。一般的にリーセンシーが長いとCPAが悪化しますが、11,000円の商品はリーセンシー60日の場合、その他の単価商品よりもCPAが安価になっています。商品単価によっては長いリーセンシーでの入札強化も必要です。

図4:リーセンシー×商品単価によるCPA比較
弊社EC系広告主様実績
抽出期間:任意の1カ月間

Facebook ダイナミック広告の更なる活用の可能性

Facebook ダイナミック広告は日々、機能のアップデートが進んでいます。
購入者に別の商品を勧める「クロスセル」、高利益商品を勧める「アップセル」、サイトに訪問していないユーザーに配信する「オーディエンス拡張配信」、商品フィードの新たな使い方として「キャンバス広告内の製品セット設置」など、今回の案件では実施にいたらなかったものの、Facebook ダイナミック広告の活用方法はたくさんあります。できることが多いので、その中からお客様に合った手段を選択し、今後も弊社ではFacebook ダイナミック広告を最大限活用していきます。

photo

ライター:椛島 健太


メディアマーケティング本部メディアグループ所属。
インターネット広告のコンサルティング業務、媒体社での営業経験を積み、2016年にGMO NIKKOへ入社。
運用者視点、媒体社視点を持ち、サービスの見極めを行う。

Contents

ico人気記事