CVR120%改善 Accelerated Mobile Pages(AMP)導入事例

2017/6/30

今回は、Accelerated Mobile Pages(AMP)の導入事例について紹介します。AMPとは、端的に言うとモバイルで早く表示されるページです。AMPを実装すると、モバイルページの表示速度が4倍、データ量が1/10になると言われています。

▼Google Marketing Next 2017 キーノートスピーチ

5月に発表があったとおり、Googleは2017年の主要プロジェクトの1つに「検索連動型広告とディスプレイ広告のAMP」をかかげています。
スマートフォン経由での、トラフィックが大幅増加している現状を踏まえると、モバイルページの改善は重要です。その中でも、表示速度はとりわけ重要なため、AMPは検討すべき施策といえます。

また、AMPは、品質スコアの要素の一つである、LPの利便性に関わるため、品質スコアや入札価格に影響を与えると考えられます。そのため、広告的視点でも重要な施策といえます。

▼導入背景

本案件は獲得の9割がモバイルであるため、モバイルページの効果改善は広告効果の改善のための必須事項でした。AMPは表示速度を早くするだけの施策ですが、ウェブページの表示が3秒以上続くと53% のユーザーは離脱し、1秒表示速度が遅くなると20%のCV喪失の可能性があるなど表示速度がモバイルページでは重要であるため、導入を決定しました。

▼導入内容

AMPは、技術要件が厳しく時間/コストがかかる作業になるため、時間/コストが見合うかどうかの判断が難しく導入に踏み切れないと思います。そのため、本案件では、広告の遷移先1ページのみをAMPとし、実施することで、導入ハードルを抑え検証を行いました。

▼導入結果

■ページパフォーマンス実績
GTmetrixcにて、パフォーマンス比較をした結果、以下の通り、全スコア改善が見られました。

PageSpeed ScoreGoogleが提供するページパフォーマンスツールのスコア
YSlowScore Yahoo!が提供するページパフォーマンスツールのスコア
Fully Loaded TimeURLのページをロードするのにかかったトータルの時間
-Total Page Size:サイトをブラウザが表示するのに受け取ったデータサイズ
-Requests:ブラウザとサーバーとのやり取り回数

■広告配信実績
広告配信では、CVRは120%改善、また、直帰率などのユーザー行動に関する指標も改善ができました。

▼まとめ

AMP対応は技術的側面において、対応したことある技術者が豊富でなかったり、一部の計測タグが発火されないなど、ハードルはあります。
しかし、前段のように導入のメリットは非常に多く、SP比率が高い案件は実装を検討すべきといえます。また、全ページのAMPはハードルが高いため、本案件のように広告の遷移先ページのみのAMP化などを検討してみてはいかがでしょうか。
弊社では上記事例も含めて、導入実績がありますので、ぜひお問い合わせをお願い致します。

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ライター:吉田 一貴


GMO NIKKO株式会社デジタルマーケティング本部コンサルティング部所属。
立命館大学 情報理工学部卒業。2015年に新卒として入社。
リスティング広告を始めとする運用型広告の、コンサルタントとして従事。

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