Facebook広告で獲得数225%になったことから見えること

2016/5/19

今回はFacebook広告の事例を交え、運用型広告の適正なリーチとセグメンテーション設計について触れたいと思います。

 

広告展開の際、セグメンテーションは重要な要素です。しかし、「セグメンテーションの妥当性」を考えられていない場合、貴重な機会を失うことになります。

はじめに
当たり前ですが、、、以下2点を運用型広告の前提として事前定義しておきます。
①ある露出面に対し、複数の広告(企業)が入札を行うことで露出機会が決まる※入札金額だけでなくその他係数(品質スコア等)が掛け合わさる
②セグメントすればするほどリーチは狭く(露出機会は減る) なり単価は上がる
入札できる金額が高ければ高いほど露出の機会を増やしやすい
当然のことを言ってますね。。。
上記①から、露出機会は広告主の収益構造により格差があるということが言えます。
広告主A社(高価格帯の商品)と広告主B社(低価格帯の商品)でいうと収益構造上、A社のほうが1商品あたりの広告投資余地(額)が大きいことが言えます。
これは、B社に比べA社のほうが露出機会を増やしやすいということにつながります。
リーチとセグメンテーション
これまでのことから、自社に必要なターゲットは○○だから、XとYとZでセグメンテーションする。ということだけ考えていると運用型広告の機会を最大にできません。
なぜならば、広告主A社のような入札競合企業がいる場合、は露出機会を十分に確保できないからです。
自社で入札できる上限単価が、他広告主と比較し相対的に低ければ、その分リーチを広げないと数を確保できません。
これを背景にして、各メディアがリーチ拡大する配信手法や、自動入札に強化していることがうかがえます。
事例
ここで、事例を紹介します。
アプリインストール案件でのFacebookミックスドプレースメント活用事例です。

まずミックスドプレースメントとは、Facebook広告の配信手法の一つです。Instagramとオーディエンスネットワークに対しても同時に配信でき、配信がリアルタイムに最適化されることで高いパフォーマンスが期待できます。

このミックスドプレースメントの活用により、リーチを拡大することで、獲得数(DL)の合計が225%になりました。
獲得単価の目標値(:数百円)は、他業界の広告主と比べると低く、入札額についても低くなる傾向があります。
この入札でのイニシアチブの取りづらさをリーチで補完しています。

まとめ

市場特性を考慮し、リーチとセグメンテーションを決定することが運用型広告において、機会を最大にするポイントです。

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ライター:冨岡 信之


アド論 byGMO 編集長
2006年大学卒業後、日広(現GMO NIKKO株式会社)に入社。入社から広告営業でリスティング広告やバナー広告、またキャンペーン、リアルメディア等を企業へ提供。Advertising Innovationを掲げ、「広告貢献度の可視化」をクライアントへの付加価値とし、企業の広告領域の価値を高めることに取り組んできた。現在はデジタルマーケティング本部の本部長として、企業の広告価値を高める根幹を担っている。

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