キュレーションニュースアプリのインターフェースを分析してみた。

2016/2/25

キュレーションニュースアプリのU/I(ユーザーインターフェース)の違い

キュレーションニュースアプリのU/Iの違いについて分析してみました。

今回は、運用型広告としてインフィード広告を配信することができる、代表的な2アプリである、GunosyとSmartNewsを選定しました。

1_Gunosy&SmartNews

両アプリともに上部にタブがあり、下にスライドしながら記事を読み進めていくインターフェースになっています。一見同じように見えますが、よく見てみると画像の位置や表示されるボタン配置が全く異なることに気づくと思います。

まずGunosyを見てみましょう。

2_Gunosy

Gunosyは、縦に一列記事が羅列されており、広告も同じ形式で表示されています。ユーザーとしては、タブを切り替える以外は縦にスクロールしていく事で決まった位置に記事の見出しと画像が表示されますので、隙間時間に無駄なく情報収集ができる仕様になっています。

3_SmartNews

一方SmartNewsは、記事によって見出しや画像の配置が異なり、縦に読み進める場合もあれば、横に読み進める場合もあります。これらの配置はタブ毎に異なっており、記事を読み進めるユーザーにとって飽きが来ないような構造になっています。

このタブ毎に異なる配置は、広告の配置にも当てはまります。

 

4_SmartNews

パターン1では横長に広告が表示されますが、パターン2では横長クリエイティブに加え、右側半分に表示される広告枠も存在します。

 

上記のとおり、GunosyとSmartNewsでは、実際の広告配信形式に違いがあります。これらアプリ毎の広告掲載面の特性を理解することは重要です。

それぞれのアプリ特性を理解することで、広告配信手法も見直され、広告効果に直結します。下記はCTRの差の一例ですが、CTRに差が出ている場合、クリエイティブの見直しが必要なことが考えられます。

 

5_CTR実績

※1 ターゲティング手法は両媒体ともに同じ

※2 SmartNewsはVIMP数ではなくIMP数で算出

※3 上記は、アプリ全体の結果を指すものではありません。

媒体ごとのCTRの差は一概にインターフェースによる違いとは言い切れませんが、ユーザー視点で「もっと注目してもらえる広告」を掲載するという視点でいうと、「広告の配置面」・「その枠の形式」・「広告クリエイティブ」という3つの要素に因数分解できそうです。

 

安易に「キュレーションニュースアプリ」と大枠で、広告配信メディアを捉えるのではなく、それぞれのアプリ(メディア)に、どのような特性があり、広告の配置や形式など、より深掘りしていく理解していくことで、インフィード広告の更なる効果的な運用手法が見えてきます。

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ライター:藤原 雅寛


GMO NIKKO株式会社 コンサルティング本部 インフィードグループ所属 コンサルタント。獨協大学 経済学部卒業。2011年に新卒として入社し、現在はキュレーションメディアを中心としたインフィード広告領域での運用・分析・施策提案業務を担当。クライアントの課題・目標を加味した最適な運用・提案および新媒体へのチャレンジ精神を持って日々精進しています!

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