旅行業界×Criteo 後編【タビ論】

2016/2/12

後編は、Criteoの最適化のポイントについて紹介します。前編でも一部触れましたが、Criteoは掲載開始して終わりではありません。中には「Criteoは何もいじれない」と思っている方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。確かに、Criteoはフルマネージド型でエージェンシー側は、広告キャンペーン自体はコントロールできませんが、施策・最適化ポイントはいろいろあります。

そのポイントとなる施策を打つことで、広告キャンペーンのパフォーマンスは改善します。

Criteoのアルゴリズムに対し、広告素材(バナー素材や商品情報や、データフィード自体)を最適化することが肝心です。

■最適化のポイント

Criteoの最適化のポイントは、下図の通り大きく6つあります。

※参考:Criteo社2015年11月提供資料

最適化する目的が、獲得効率の改善なのか、獲得件数の増加なのかによって実施すべき施策の内容と優先順位が変わってきます。

私が担当する旅行業界の企業様では、Criteo掲載後にさまざまな最適化を進めることで、以下のグラフの通り2013年12月のCriteo掲載開始から右肩上がりにコンバージョン数を増加させることができています。

2014年と2015年(12月途中のため1月~11月)の月平均でコンバージョン数とCVRを比較してみると下記のグラフのように、コンバージョン数を拡大させながらCVRも改善できています。2015年のコンバージョン数は2014年の59%アップ、CVRは3%アップの結果が出ています。

■事例:Banner クーポン設定

上記の最適化のポイントにある(5)Bannerのクーポン設定についての事例をご紹介します。クーポン機能とは、Criteoのロゴエリアに、通常掲載しているロゴ以外の画像を追加してローテーションで切り替える機能です。クライアント様サイトのキャンペーンに合わせて「○○セール中」のような画像を設定し、設定前後で効果を比較してみました。

その結果、クーポンを実装することで実装前と比較してCTRが約14%アップしました。配信コストはほぼ同額でしたが、CTRが改善したことによりCPCも約14%改善し、CPAも6%抑制することができました。

今回は、Criteo改善ポイントのうち、クーポン機能のみ触れましたが、機会があれば別の事例についてもご紹介できればと思います。

Criteoの運用や実装でお困りのことがございましたらご相談お待ちしております。

 

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ライター:北 和貴子


コンサルティング本部ストラテジック部所属。
2012年入社。前職にて広告主側のマーケティング担当をしていた知見から、SEMを中心に、純広告・LP分析など幅広い提案・コンサルティングを得意とする。主に旅行系の業種を得意としている。WEB広告における各プロダクトへの造詣が深く、複雑なタグ周りの設計や、フィード広告にも精通している。

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