インフィード広告のクリエイティブ傾向を調べてみた。

2016/2/16

インフィード広告はクリエイティブが肝心!

今回、インフィード広告のクリエイティブ及び広告主傾向を探るため、GunosyとSmartNewsを対象に、私(筆者)のスマートフォンに配信されたインフィード広告の掲載クリエイティブをリサーチしてみました。

 

▼Gunosy & SmartNews 広告出稿業種とクリエイティブ傾向

※今回ご提示する数値に関して:2016年1月の1ヶ月の間に筆者(20代後半/男性/エンタメ・スポーツタブを主に閲覧)のスマートフォン(iOS)に配信された広告のスクリーンショット500枚を対象に抽出。

 

①出稿業種(対象:両アプリ)

1、出稿業種(両アプリ合算)

半数以上の61%を「一般Webサービス」が占めており、アプリの中では「ゲームアプリ」が24%と、「非ゲームアプリ」を上回っています。

「ゲームアプリ」に関しては筆者撮影期間中にCMを打っている企業も数多く見受けられ、印象に強く残っています。

 

②アプリ別出稿業種

2、アプリ別出稿企業

Gunosy・SmartNews両アプリとも「一般Webサービス」の比率が60%を超えています。次いで、Gunosyが「ゲームアプリ」31%に対し、SmartNewsは「非ゲームアプリ」が23%と出稿業種に若干の差が見受けられます。

 

続いて、今回の本題であるクリエイティブ傾向になります。

 

③画像訴求(対象:ゲームアプリ)

3、画像_ゲームアプリ

最も多かったのは「アプリイメージ」(※スロット系ゲームでいえばスロット台、艦隊系ゲームでいえば艦船の写真など)の35%となっています。画像を一目見て、アプリの世界観が伝わるような訴求が数多く見受けられました。次いで、実際の漫画やゲームに登場する「キャラクター」が28%、ダウンロードしてからの実際の「プレイ画面」が28%となっています。

 

④画像訴求(対象:非ゲームアプリ)

4、画像_非ゲームアプリ

「ゲームアプリ」の傾向と異なり、世界観を押し出す「アプリイメージ」は19%にとどまっています。対して「プレイ画面」が27%、「人」が26%と高い比率となっており、実際に非ゲームアプリを使用した時のイメージが湧きやすい画像を使用しているクリエイティブが多く見られました。

 

⑤画像訴求(対象:一般Webサービス)

5、画像_一般WEBサービス

顕著に「人」を使ったクリエイティブが多く57%と半数以上を占めており、次いで「物」が27%となっています。こちらは先程の「非ゲームアプリ」以上に、自分がサービス(無形)を利用した際のイメージ、及び注文した物が手に入った後のイメージができるようなクリエイティブにて配信をしている傾向が散見されました。

 

⑥画像フォーマット(対象:SmartNewsのみ)

 

6、画像_SmartNews左右

画像に関して余談ですが、SmartNewsに関しては閲覧しているタブ毎に記事・広告の表示形式が異なり、タブによっては画像が左右に変化しているようです。こちらの比率を見てみると、「画像右ver.」が64%と半数以上を占めています。

こちらはSmartNews側でフォーマットの効果検証を実施しているものと思われますが、画像の位置に関してはYDNインフィードが左固定(※Yahoo!トップ面、小バナーに限る)、Gunosyが右固定(※インフィード枠に限る)となっており、各社模索中と想定されます。

 

続いて、クリエイティブ内のテキスト傾向になります。

 

⑦テキスト内の数値有無(対象:両アプリ)

※画像内のテキストは含まない

7、テキスト_数値有無

「月収○○万円!」、「最大○○%OFF」等の「数値あり」クリエイティブは28%にとどまっている。検索連動型の広告とは違い、Gunosy・SmartNewsのインフィード広告は”ニュースを読みに来た人”に対して配信を行う広告の為、広告色が強くなってしまう可能性を含む数値訴求は控える傾向にあるのかもしれません。

 

⑧テキストのトークン数(対象:両アプリ)

※トークン集計方法:カッコの記号や、「。」等の句読点を境としてトークンを分割

【無料】△△なアプリ!ダウンロードこちら =3トークン

(【無料】=1、△△なアプリ!=1、ダウンロードこちら=1)

8、テキスト_トークン数

「2トークン」が68%と圧倒的に多くなっています。次いで「1トークン」が19%、「3トークン」が13%となっています(※各トークン数の例に関しては下記参照)。

 

「2トークン」は、テキスト内1トークン目でフックになるような訴求を盛り込んでユーザーの目を引き、2トークン目でサービス・ゲーム内容を記載することでユーザーに対してクリックした先にどのようなページがあるかを想起させるクリエイティブが目立っていました。

「1トークン」は、そもそも文字数少なくサービス内容のみを明記する、もしくは20文字近く使って息をつかせぬようにサービス・ゲーム内容を伝えるものも見られました。

「3トークン」は、テキスト内1トークン目で価格(無料等)、2トークン目でサービス・ゲーム内容、3トークン目で誘導訴求(続きはこちら)をするクリエイティブが多く見受けられました。

 

※トークン例

1トークン:CMで話題の○○できる△△アプリはコチラからダウンロード

2トークン:【○○が無料!?】△△できるのはここだけ

3トークン:期間限定/今なら○○円で△△できる/お申込み→

 

⑨テキスト内の使用記号数(対象:両アプリ)

9、テキスト_記号

やはり…!!!

「!」が最も使用されている記号でした。

 

群を抜いて250本以上のクリエイティブで活用されており、「新登場!」、「プレゼント!」、「0円!」などの強調したい訴求内容で多用される記号のようでした。

次いで「?」に関しては「○○できてる?」、「本当に○○?」等の不安を煽る表現。

「【】」に関しては、「【期間限定】」、「【公式】」などテキストの冒頭で強調したい訴求と共に使用されている傾向が見受けられました。

 

以上が、2016年の1月1ヶ月の間に筆者のスマートフォンに配信されたGunosy・SmartNewsにおけるインフィード広告のクリエイティブ傾向になります。あくまでも1個人向けに配信されたクリエイティブの傾向にすぎませんが、インフィード広告でお悩みの一人でも多くの方の参考になれば幸いです。

 

photo

ライター:藤原 雅寛


GMO NIKKO株式会社 コンサルティング本部 インフィードグループ所属 コンサルタント。獨協大学 経済学部卒業。2011年に新卒として入社し、現在はキュレーションメディアを中心としたインフィード広告領域での運用・分析・施策提案業務を担当。クライアントの課題・目標を加味した最適な運用・提案および新媒体へのチャレンジ精神を持って日々精進しています!

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