1カ月の運用命令数10万回!?今年の運用型広告の展開

2016/1/18

年のはじめということで、運用型広告のコンサルティングを提供している、当社GMO NIKKOのコンサルティング本部から、2016年の運用型広告の運用の在り方について紹介します。

2016年のアウトプット方針は、

「自動化」の取り組みにより、時間をつくりクライアント様にとっての「新領域」へ時間を投資することです。

1.広告主マーケッターの皆様も広告会社も、やらなければならないことが多い
技術進化によりマーケティングテクノロジーの領域が本当にカオスです。
一つの背景として、スマートフォンがあります。
ユーザにとっては「スマートフォン」とひとくくりですが、マーケターにとっては違います。
スマートフォンはブラウザとアプリに分かれます。
ユーザの接触時間は二分し、それぞれ広告の技術や手法が違うためマーケティングに必要な時間は大きく増加しています。
スマートフォンだけでなく、PCについても技術進化により施策余地が拡がっています。
2.限られた時間を有効活用することが大事(=より自動化へシフト)
よって、手動でも自動でも「質」が変わらないことは自動化すべきですし、手動は「量」という視点で自動には勝てません。
今までも自動入札・入稿による運用事例などは、アド論 byGMO の記事でも何度か紹介しました。
これからは個人でなく組織全体での自動化、そしてクライアントも含め推進していかなくてはいけないと考えています。
そして、自動化によって確保できた時間を、マーケティングで踏み込めていない新しい領域に踏み込むことが必要です。
3.自動化できる領域
自動化にあたり、自動化が可能か否かの線引きが重要です。
自動化したい(=テクノロジーに任せたほうがいいこと)
 -入稿や入札
 - レポート作成、、、
自動化しない(=コンサルタントとして価値を出していくべきこと)
 - 分析・評価(課題発見)
 - 施策検討、、、
ここで一つ実績データの共有です。
あるクライアントの管理画面から1カ月に発信される命令数をAPI経由でカウントしてみました。(表参照:当社調べ)
1クライアントで1カ月に10万回以上の命令が行われています。
ちなみにこれはYahoo!リスティングのみです。
人が1回ずつ10万回命令しているわけではないですが、この命令を下す準備に多くの時間を投資しているのは事実です。

4.まとめ(我々が取り組まなければならないこと)
新しい領域は本当に多くあります。
・データのビジュアライズと民主化(Tableauなど)
・データのマーケティング活用の推進(DMPなど)
・ディスプレイ広告のさらなる活用(PMP、アドフラウド対策など)
・ソーシャルメディアのマーケティング活用(Facebook、Twitterなど)
・デバイス間やリアルとの可視化(SP対策やO2Oなど)
、、、
自動化により「質」は維持し「量」を増やす。そして今までにはない取り組みに投資し、今まで以上の成果を創出する。
2016年、この視点で取り組んでいこうと考えています。
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ライター:冨岡 信之


アド論 byGMO 編集長
2006年大学卒業後、日広(現GMO NIKKO株式会社)に入社。入社から広告営業でリスティング広告やバナー広告、またキャンペーン、リアルメディア等を企業へ提供。Advertising Innovationを掲げ、「広告貢献度の可視化」をクライアントへの付加価値とし、企業の広告領域の価値を高めることに取り組んできた。現在はデジタルマーケティング本部の本部長として、企業の広告価値を高める根幹を担っている。

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