アプリマーケティングの成否を左右する、アプリアナリティクスツール選定のポイント

2016/1/12

前回はアプリをマネタイズする上でのデータドリブンなマーケティングフレームワーク「AARRR(アー)モデル」について解説しました。
AARRRモデルに沿ってアプリマーケティングの最適化を行う場合、必須となるのが広告効果やアプリ内ユーザ行動のアナリティクスツールです。

実は企業ごとにアプリの目的やゴール、必要な分析項目は異なります。そのニーズに合った最適なツール選定を行うことは、アプリマーケティングの成否を左右することもあるとても重要な要素になります。

さて、ここからはその選定時のポイントについて「集客コミュニケーション」視点で、特に重要な6つのポイントについて解説していきます。

<アプリアナリティクスツール選定のための6つのポイント>
1.Facebook、Twitterの公認パートナーであるか?

eMarketerによると、日本における2015年のソーシャルネットワーク利用者は5,180万人、人口に占める割合は40.8%となっており、2019年には5,480万人にまで膨れ上がり人口に占める割合は43.5%にも及ぶと予想されております。

中でも、Facebookの利用率は37.7%、Twitterの利用率は35.4%となっており、両メディアともアプリプロモーションとはとても相性が良いメディアであります。
よってFacebookとTwitterのアプリプロモーション効果をアナリティクスツール側で計測するには、Facebook、Twitterの公認パートナーである必要があります。

2.アプリ内イベントを媒体側へダイレクトに送信できるか?

広告出稿媒体を選定する際、その判断指標は、これまでCPI(アプリインストール単価ベース)が一般的に使われてきました。
しかし、高いLTV(ライフタイムバリュー)が期待できる良質なユーザを集めるという視点で媒体を選定するためには、CPAベース(アプリ内での課金やイベント利用などのアクションベース)で媒体を評価する必要があります。

このようなアクションを計測する場合、Webの場合は媒体タグをサイトの対象ページに仕込むだけで良いのですが、アプリの場合はそれができません。
CPAベースで評価を行う際は、アプリアナリティクスツールによって、まずアクション(アプリ内のイベント)を計測し、それを媒体側へダイレクトに送信する仕組みが必要になります。

3.国内でのサポート対応が可能か?

昨今、日本で流通しているアプリアナリティクスツールは海外製のものが注目を集めております。このことから、日本国内のスタッフによるサポート対応の有無も重要な選定要素となります。
仮に海外からサポートできたとしても、時差の関係上リアルタイムなコミュニケーションが難しいという障壁が出てきます。また、技術的に細かいサポートをするには、Face to Faceでのコミュニケーションが必要な場面がどうしてもでてきます。
あと、これは基本的なことですが、レポート画面の日本語対応やJST対応など、日本人が使いやすいツールであることも重要なポイントです。

4.システムが安定しているか?

LTV重視の傾向になりつつあるアプリプロモーションですが、リワード広告で大量にダウンロードを発生させストアの順位を押し上げるランキング施策は新規ユーザを大量に確保する施策として根強く支持され続けています。
リワード広告を実施すると、僅か数時間の間に集中して大量のトラフィックが発生するのですが、そのような場合でも滞りなく計測し、かつ、その成果をリアルタイムに媒体側へ送信することができる、安定的なシステムが必要なのです。
なお、ツールによっては、なにかシステムトラブルがあった際過去にさかのぼりシステム稼働状況を確認し、影響範囲を特定できるものもあります。

5.料金設定方法が適切か?

殆どのツールが従量制となっておりますが、従量課金の指標は、インストール、クリック、イベント、MAUなど、ツールごとに様々です。また、リエンゲージメントのような計測データを活用した広告配信を実施する際に料金が発生するツールもあるため、これらをすべて考慮したうえで適切な料金形態のツールを選定する必要があります。

6.媒体社と密接な関係を築いているか?

メディアから新しいサービスやソリューションが出た時、また、新しいメディアが立ち上がった時、迅速に対応しシステム連携をするには、媒体社との密接な関係性が求められます。これは、ツールを導入してしばらくしてから気づくことが多く、意外と盲点になりやすい要素でもあります。

これら6つのポイントをふまえると、推奨するツールは以下3ツールになります。

AppsFlyer
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Apsalar

参考までに簡単な比較表を作成しました。 ※2016.1 当社調べ

SDK導入についてお困りのことがありましたら、GMO NIKKOまでお気軽にご相談ください。

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ライター:アド論 編集部


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